生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

緊急事態である

新型コロナウイルス感染症の流行が深刻な状況である。
4月13日までのNHKのまとめで、国内感染者7961人、死者143人。兵庫県では384人の患者が見つかっている。この数は保健所が検査して陽性に出た数なので、実数はもっと多いはずだが、実数を推定するためのデータを取っていない様なのでよくわからない状況になっている。
政府から、緊急事態が発出され、外出の自粛が求められているようだ。
自治体からも緊急事態が宣言され、自粛を要請されている。
我が家も影響を受けている。
スポーツを含む様々なエンターテインメントが中止となり、つまらない週末が続いている。新聞のスポーツ欄がほとんどネタがなくなっている。アーティスト達は発表の場を失っている。ありとあらゆるイベントが中止である。
三宮のデパートがシャッターを下ろし、地下街の店舗にも「当面休業する」という張り紙が見える。
三女は野球場でのバイトがキャンセルになってしまい、休業手当を受け取ることになった。
妻のパートタイマーの仕事も半分程度に減らされた。
長女は発熱して、二週間欠勤することになった。検査を受けることはできなかったので、原因不明だが傷病手当を申請することになりそうである。
次女は交際相手とのデートを当面見合わせることにしたようだ。
息子は大学の入学式は取りやめとなり、危険を押して出かけたガイダンスの途中で緊急事態となり、新学期が始まらない状況になっている。自動車学校も中断することになりそうだ。
私は、体調の維持を優先してジョギングの走行距離を半分程度に減らすことにした。職場では様々な行事が全てキャンセル。キャンパスから学生が締め出され、私は健康管理の責任者として、難しい判断を迫られる。
守るべきは学生の健康であって、大学の仕組みでは無い。学生を守ることを最優先にして、大学の仕組みの方に折り合いをつけてもらうようにお願いする。
危機感を共有できない人が居ると、その人を説得するのは大変骨が折れる。
私が判断を誤ると、感染が広がり弱い人々の命を奪うことになりかねない。感染爆発の引き金を引いて、医療崩壊を招きかねない。
大袈裟に思われるかも知れないが、事実である。
かなりストレスフルな状況にいると思っている。
妻と話をすることが唯一の楽しみのようになっている。