生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

暑さ

長い梅雨が明けて、猛暑が続いている。
近所の野球場で行われる高校野球のオープン戦が全国に生中継されているので、テレビを見ればここがどれくらい暑いか想像がつくと思う。


数年前まで、我が家はエアコンを使わずに生活していた。
一応、居間に容量の小さな古いエアコンがついていたが、ほとんど稼働していなかった。
兵庫県西宮市で、真夏にエアコンを使わずに生活するのはかなり厳しい。
我が家は常に窓を開放して、風を通していた。もちろん、いつも風が吹くわけではない。雨が降ると窓を開けていられないことがある。
冷蔵庫やテレビ、パソコンなど、熱源となるものが部屋の中にあって、室内はかなり暑かったが、その生活に慣れれば、あまりどうということもない(私にとって)。暑さのために寝苦しいと感じることは、年に数日程度である。
エアコンが無い生活に慣れてしまえば、どれほどのこともないのである。
妻も、子供たちもよく我慢していたと思う。
子供たちが成長し。ウサギや犬などの動物を飼い始めて、エアコンを使うようになった。特に、先代の犬さんが年老いてきて、エアコンが必要ということになった。犬は体温の調節の仕組みがヒトほど効果的でない。
真夏になって、熱帯夜が続くようになると、犬さんのために夜もエアコンを入れることになる。設定は、29度である。
昨日、息子の部屋にエアコンを取り付けた。これで、夫婦の寝室以外の全ての部屋にエアコンが付いたことになる。
夫婦の寝室は、居間とふすまで隔てられている。エアコンを切って窓を開けるか、エアコンを入れて窓を閉めるか。犬くんは居間に寝ていて、エアコンが効いているので、窓を閉め、襖を少し開けて寝ている。
暑さよりも、エアコンが体に堪える。慣れが必要である。ちょうどよくエアコンを効かせることはとても難しい。自宅の29度設定オーバーナイトもようやく慣れてきた。
あと一週間もすれば、夜通しのエアコンは必要なくなるだろう。
ジョガーにとっても、この暑さは影響が大きい。
どこで給水するかをよく考えて走る。今の時期はいくら飲んでも飲みすぎることにはならない。
小銭入れをウエストバッグに入れて、自販機でドリンクを買う。おおよその目安として、20km走るのに500mLのペットボトルを5本消費する。結構な出費になる。走り始めたらまず自販機に寄ってスポーツドリンクを買って給水しながら走る。節約しようとか、我慢しようとか考えない方が良い。熱中症の恐れがある。自販機の配置を大変よく心得ているが、時々自販機が撤去されていたり、売り切れていたりすると命に関わるので、自販機情報は重要である。
この時期はそんなに一生懸命走ることはない。それでも、走っていると大量の汗を掻く。夏はリストバンドをして顔の汗を拭いながら走るが、リストバンドを絞ることができるくらいである。ショートパンツは腰のあたりから汗を吸い始めて、結局裾までびっしょりと濡れて、それが脹脛を濡らす。
走り終えて家に入っても、汗を拭いて着替えるまで座ることができない。
それでも、走るのは楽しくて、時間と体調さえ整っていれば、私は今日も走るだろう。
マスクが汗で濡れると息苦しい。熱もこもる。
夜間に走る時はマスクはしない。昼間は走るのをやめている。