生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

飲酒

私が子供の頃に、父が家で晩酌することがなかった。
一方で、祖父母が昼間から酒を飲んで酔っ払っていた。酒癖の悪い祖父母が、私のその後に大きな影を落とした。あまり良い環境ではなかったと思う。父が家族の前で酒を飲まなかったのは、そのためだ。
そのような事情をよく知っている母方の祖母は、温和な好人物だったが、成人した私に「酒はあまり好きではないのよね」と念を押していた。私が祖父母の血を引いていることを心配し、牽制していたのだろう。
私も、あのようにはなりたくないと思っていた。家の中の飲んだくれが酔っ払って家族に絡むようなことが無いように。少なくとも私は酒に溺れるようなことがないようにと思っていた。私が全く飲めない体質であればそのような心配はいらないが、さほど強くはないが飲むことはできる。祖父母と飲み比べたことはないが、あのようになる素因はあるのかもしれないと思う。
私は、昨年からのコロナの流行で色々な理由をつけて酒を飲むことに少しずつ慣れてきた。生活にメリハリをつけにくい状況が続いている。
妻と私は同じくらいの酒の強さと思う。その点では、ちょうど良い夫婦である。
私は昔から妻に誘われれたら断らない。二人で酒を飲むのは楽しい。妻もそう思っているはずだ。
妻は翌日にパートがある日は飲まない。一方、私は妻が飲まない日でも一人で飲むことがある。
妻は私に、休肝日を作った方が良いという。私もそう思う。
コロナウイルスの流行を抑えるために緊急事態宣言が出ている間、8時以降は自宅に留まれというのが、行政から市民への要請と捉えた。なんとか8時までに帰宅する。やりたいことを我慢する。やらなければならないことがどんどんと増える。家がもう少し広かったり、家族が少なければ、自宅に篭る夜8時以降をいろいろなことに活用することもできるだろう。
我が家はいつもざわざわとしている。夫婦と子供たちと、犬がいる。なかなか難しい。
酒を飲むことは、そのような状況でも割と簡単に実施可能だ。
子供たちはいずれも成人しており、法的には酒が飲める立場であるが、夫婦と一緒に飲む子いない。
夫婦は、ビールかワインか日本酒を飲む。子供たちは、ジュースのようなお酒、つまり焼酎を甘いソーダ水で薄めたような酒を飲むのである。要するに、甘いソーダ水を飲みたいのだろう。私は、焼酎をあまり飲まない。自分で買ってきて飲むようなことはない。
どうやら、私は蒸留酒は好まないようだ。
なんにせよ、この頃は少し飲み過ぎと思う。


宝塚方面に走りに行く。
実は、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、夜9時までに帰宅する必要があると思っており、ゆっくり走るのは土日に限られている。土日に走るとしたら、昼間の話で、今までのように夜に走るコースとは必然的に変わって来る。
甲山の麓、休日には歩行者専用となる五カ池ピクニックロードを走る。
門戸厄神から仁川、宝塚の住宅地を通り、甲山から神呪寺を通り、いつもの山道に抜けるとおよそ28kmほど。標高差で500mを超えるかなりタフなコースになる。結構楽しく走ることができる。