生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

犬の食事を介護する

夕食を済ませてからジョギングに出かけるのはちょっとしたリスクを伴う。
ご飯の盛りを少なめにしている。食べてすぐに走るのは、難しい。若い頃ならともかく。
何をどのくらい食べたかにもよるが、1時間程度の休憩は必須である。
着替えて走り始めた。
10時には少し余裕を持って帰宅したい。10kmを少し超える程度と思って走り出した。旧国道から甲子園筋へ。2号線から小曽根線、43号線沿い。甲子園球場前、、、というようなコースを想定する。およそ12kmほど。時間と体力に余裕があれば、もう少し足を伸ばしたいところである。例えば、武庫川を超えて尼崎方面を回るでも良し。
かなり暑い。少し背部が重たい感じである。十分なストレッチができていない。忙しいので仕方がない。
走り終えて、3階に上がって軽く筋トレを済ませて、風呂に入った。


犬くんの食事について、お互いにとってかなりストレスフルな状況が続いていた。
元々は、普通に食べていたはずである。一日2食、朝夕。ドッグフードの表示にちょうど良い量を2回に分けて、餌用のステンレスの皿に入れて食べさせていた。
餌を用意すると大喜びではしゃいで、座らせてお手、お代わりをさせてから、食事である。
ところがある時期から、皿から食べなくなった。床に撒いて散らばったものを食べる。そして食べている間、大変機嫌が悪い。吠える。自分の尻尾を気にして吠えながら噛みつこうとしている。迂闊に手を出すとこちらが噛みつかれる。
一時期、一切餌を食べなくなった。体重が減り始めたので、餌を変えたり、皿を変えたり色々してみた。ちょうどお盆どきで獣医もお休みだった。
犬は、食事中に時々痙攣を起こすことがあり、後ろにひっくり返る。宙返りを失敗したような感じになる。一瞬後ろに転んで、すぐに気づくが、犬くんは状況が理解できず、しばらく不機嫌になって、自分の背後を気にする。自分の尻尾に戦いを挑み噛みつこうとする。
妻が言うには、痙攣した時に突然後ろから引っ張られて、誰かに自分の食事を邪魔されるように感じているのではないかという。
また、痙攣しそうになった時に声をかけるとひっくり返る前に我に帰るとのこと。食事の時はまず床を掃除して餌を床に撒いて、食べている間は痙攣を起こさないかずっと見ていなければならない。また、ひっくり返った時に怪我をしないように家具の周りにクッションを設置する。
それでも、なかなか食べようとせず、また大変不機嫌になる。
子犬の頃にラム肉の餌を食べていたことを思い出し、缶詰のウエットなラム肉の缶詰餌をを買ってきて食べさせてみた。床に撒いたが、食べない。仕方なく、私の手に餌を乗せて口に持っていくと、夢中になって食べ始めた。
今は食事ごとに抱っこして、手から食べさせることにしてうまくいっていると思う。
目の見えない犬にとって、皿から餌を食べるのは簡単なことではないのだろう。日頃は、普通に生活しているのであまり気にしていないが、障害犬の支援は多様である。いつも同じではない。その時々で、犬の成長に合わせて色々と工夫しなくてはならないようだ。
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