生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

左手で操作する

大変良いお天気である。
6時少し前に目を覚ます。
犬はまだ寝ている。
私が、簡単な朝食を済ませた頃に、犬は目覚める。リードを繋いで散歩に出かける。
晩夏の朝は心地よい。
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犬は、最近とても機嫌が良い。吠えたり、凄んだり、噛み付いたりしなくなってきた。
食事の介護が良い方向に向いていると思う。
盲犬との付き合いは、障害に対する支援について、いろいろと考えさせられる。
大丈夫そうに見えるが、やはり支援は必要なのである。
私は職場で、障害者支援に関わっている。私一人では何もできないので、同僚たちに支援の考え方を理解してもらうのが、私の役割と思っている。支援を必要とする人と、支援を提供する人たちの間の調整役で、大変骨が折れる作業である。
バイク日和と感じる毎日である。
後期の講義の準備も忙しい。
先日買ったパソコンを使っている。調子が良い。
M1のCPUをもつMacMiniに、以前から使っていた5Kモニタをthunderbolt経由で、新しく買った4KモニタをHDMI経由で繋いで、二つの28インチモニタを横に並べて使っている。MacMini故に入力機器が必要である。キーボードは、買ってはみたものの先日来あまり使い道がなかったHHKB BTを使っている。マウスの代わりに以前から使っていたMagicTrackpad2を繋いだが、モニタ2台の広さに対して十分でない。少し迷ったが、Kensingtonのトラックボールを買うことにした。
私は、マウス操作を左でやるので、左手で使えることが条件の一つになる。字を書くのも、ボールを投げるのも、食事をするのも右利きである。ラケットを振るスポーツは左でできる。柔道は、右組で練習していたが、左組の方が技が出しやすい。
パソコン操作は、右で筆記道具を持つことを考えると、マウス操作は左になった。
大抵のマウスは、右利き用に作ってある。MacOSでは左利きの設定ができるようになっている。問題は、ハードウエアの形である。
私が左で操作するようになったのは、最初に使ったケンジントンの「TurboMouse」というトラックボールが左右どちらでも同じように使える設計になっていたからだ。大きなボールをローラーの上に乗せて回す。時々ローラーの掃除が必要だが、ソフトウエアの設定と組み合わせると、大変柔軟にパソコンを操作できた。
最初は2ボタンだったが、次の製品は4ボタンになった。とにかく、私はずっとこのトラックボールを使い続けてきた。スリムブレードという製品のボタンが壊れて、買い替えを検討した時に、右利き専用のトラックボールが発売されて私はその後ケンジントンを使うのをやめた。
アップル純正のMagic Trackpad2を使っていた。
ノートパソコンにマウスを繋いで使っている人をよく見かけるが、私はそのようなことはしない。自分自身、「マウス」は一つも持っていない。ノートパソコンを使うときは、本体のトラックパッドを使う。
MagicTrackpad2を使っていて、どうにも我慢できないことが三つあった。
1、指の動きに全く反応しないことがある(私の指先とトラックパッドの相性の問題かもしれないが、大変イライラする)
2、トラックパッドの縁に指先が到達すると、諦めるしかなくなること(トラックパッドには果がある)
3、ボタン操作をするときに、カーソルが意図せずに動く。
28インチモニタ2台横並びで、端から端までカーソルを動かすには、トラックパッドは狭すぎると思った。
その点、トラックボールは、
1、ボールが動けばカーソルが動く。
2、ボールを回し続ければ良いので、端がない。
3、ボールは中指で、ボタンはそれ以外の指で操作するので、ボタン操作でカーソルが動くことはない。
一応、出来の悪いソフトウエアをインストールして、4つのボタンにいろいろな役割を設定できる。スクロールリングが付いている。
おそらく10年以上前に、同じ製品のUSB接続のものを買って、家に置いている。そのBluetooth版である。
使ってみて、かなりがっかりした。
ボールの動き、ボタンのレスポンス、スクロールリングの動き、いずれもがルーズである。10年前からさっぱり進歩していない。がっくり来るほど時代遅れである。
トラックパッドで簡単にできる「横スクロール」「ズーム」が簡単にはできない。カーソルの動きはトラックパッドの方が遥かにスムーズで微妙な操作ができる。
結局、MagicTrackpad2とExpertMouseを二つ並べて使っている。使用頻度は、MTP2の方が高い。ドラグはExpertMouseの方がやりやすい。
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ずいぶん期待していただけに、かなりがっかりしながら使っている。
ユーザーは誰もがっかりしないのか。大変な謎である。