生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

中古バイクのお値段

中古バイク市場はバブルといって良い状況なのではないか。
とにかく新車のラインナップがスカスカになっている。かつてのバイクブームの時期に較べると数分の1という雰囲気だ。メーカーは売れ筋のバイクのみラインアップに残している。
さまざまなバイクに対する規制をクリアするために、バイクの単価が上がってしまった。
ちょっと魅力的なバイクを探そうと思ったら、もう国産の新車では手に入らない。
このままではスクーターを残して普通のバイクは絶滅するのではないかと危惧している。
その結果、ますます中古車の需要が高まる。
先日、8年ほど乗った250ccのバイクを手放して、大型二輪を購入した。予算が限られていることもあり、中古車で探した。ネットでは幾つかの中古バイクの情報を扱っているサイトがある。10年前の中古車が新車とさほど変わらない値段で売られていることに私は驚いたが、結局は新車のタマ不足のために中古車の価値が相対的に上昇しているということだ。
私はこの状況は狂っていると思う。
中古車の購入にはリスクが付きまとう。結局は信頼関係を築く努力をしているバイク店が信頼できる顧客から買い取ったバイクを譲り受けるしかない。
十年以上経過したバイクがどれくらいの価値があるかを考える。自分が下取りに出そうとしているバイクは店頭でどれくらいのプライスタグを付けるのか。その値段からバイク屋の儲けと、売り物にするための整備に要する値段を差し引いたものが下取り価格になる筈だ。
下取り専門の店と、大手チェーン店の下取り価格の差は、単純に店頭に並んだ時の中古価格の差か、もしくは、中古価格に付加的に付けられるサービスの値段として吸収されるに違いない。