生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

パーマは当てるのか

近頃なかなかしんどい立場で、かなり追い詰められた気分でいる。
いくつかのことを、やり遂げるためのプレッシャーに、他のいくつかを放棄せざるを得ない状況である。
一週間ほど前の土曜日に、美容師にパーマを掛けてもらった。私は掛けるものと思っていたら、私の周りの人たちは、パーマは当てるものという。
髪を伸ばしている過程で、そのうちにパーマを掛けた方が良いという助言をもらっていた。私の髪は太めで余りウェーブしていないので、伸びるとかなり鬱陶しい雰囲気になる。ヘアワックスである程度固めて、後頭部で一括りにしていた。他の髪型の選択肢がない。つまり、私が無事に生活するためにはゴム紐が必須となる。
二ヶ月前に、次の予約をするときに美容師が「次はパーマを掛けましょう」と云っていたので、自分もそのつもりでいた。35年ぶりである。大学生の時に一度やったことがある。あまり良い印象は無い。
美容師が私の髪の毛をロットと呼ばれるものに巻き付けていく。それから薬品を掛けてしばらく置いて、それを何度か繰り返したと思う。
美容師が整えてくれた髪型はなかなか良い感じである。ただ、それを自宅で自分で再現できるかどうかは疑わしい。
現実に、自分で整った雰囲気になるようにとりまとめるのには経験と運が必要と思う。
しかし、不味いと思ったら右手首に用意しているゴム紐で括ってしまえば良い。そういう意味では選択肢は増えて、生活は少し豊かになった。
しかし、比較的おかたい職場で、お堅い職務に就いている私のこのような風貌は、かなり目立って場違いな雰囲気である。
その髪型で、サングラスでレザージャケット、髭。私は毎日仮装して歩いているようなものである。毅然としていれば、そのうち誰もが私はそのようなものと思ってくれるはずである。
10月晦日に例えば警察官の仮装をする人が居るが、職務として毎日その格好で居る人が居るわけである。
職場でたまたまエレベーターに乗り合わせた同僚が、私の頭を見て額の生え際が後退していることについて同情してくれた。「ぼくもどんどん後退して困っているンや。」
私は2年半前まで丸刈りで、その時と生え際は大差ない筈である。
その翌日、同じ同僚と階段ですれ違ったときに、今度は頭頂部が薄くなっていないことを羨ましがられた。彼は、「子供にいきなり、てっぺんが薄くなっている云われて焦った」とのこと。
まぁ、要するに私の風貌が目立っていると言うことと思われる。
3月初めのマラソン大会に申し込んだ。いろいろな予定が混んでいて、出場できるかどうかは直前まで分からない。でるつもりで準備はする。あと4ヶ月。
無理はしないが、努力はする。