生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

パソコン修理のまとめ

2019年MacBook Pro 16inch core i9 インテルcpuの最終モデルの不調と修理に関するメモ。
立派なパソコンのはずである。
キーボードがUS配置なのは、古いMacユーザーには良くある。使い始めた頃にはJIS配置のMacは無かったはず。
立派なパソコンだが、たいした使い方はしていない。
半年ほど前から、不調に気づいた。deleteキーを押す時に電源ボタンに触れてスリープになる。
そのうちに、不意に強制終了、再起動が頻発するようになった。一度SSDを消去して、OSの再インストールとデータのレストアをやってみたが、改善は見られず。
電源ボタンの不調、すなわち下がった状態から復帰しないことに気づき、ハードウエアの問題と判断した。数字の1も押し難いこともきづいていたので、異物の混入によるキーボードの動作不良が原因と予想した。
アップルのサポートとチャットしたところによると、修理代金はおよそ100kyとのこと。
なかなか厳しい状況で、自分でできそうなことをやってみる。
裏蓋を開けて埃の掃除をしたが、キーボードは基板の裏側にあるので、アクセスできず。
裏蓋を開けること自体がかなり難度が高い。
とりあえず、強制終了されなければ使える。電源ボタンのポジションの物理的な問題と思われるので、ボタンそのものを爪で摘んで引っ張り出して、実際はほとんど動かないが、しばらくは使えそうな感じになる。期待して使っていると、そのうち強制終了される。
覚悟を決めて、修理に出すことにした。
心斎橋の予約を取って店を訪れた。
青いシャツの店員が、いつだって気さくに対応してくれる。
時間より少し早めに店に着いて、かなり待ち時間がかかる見込みと聞かされた。ベンチに座って待っていると、おおよそ予約通りの時間にカウンターに呼ばれた。
箱からパソコンを取り出し、故障の内容とここに来るまでにサポートとチャットで交わした内容を簡単に説明した。
チェックモードで検証中に強制終了となって、故障は見事に再現された。
技術者は、電源ボタン周りの交換を提案した。およそ20ky。
それで解決しなければ、ボードの交換で100kyとの事。
念の為、「埃が引っかかってキーが動かなくなっている可能性もあるか」と尋ねると、埃を取り除いて直れば修理費用は不要との事。部品の発注が必要なので、2週間程度見込まれると言われて、本体のみを預けて、大きな空箱を受け取って帰宅した。
1週間が経たずに連絡があり、修理完了とのこと。
修理の見積もりは、税込で22550円(うち部品代金8700円)
修理確認書では、保証期間切れのパソコンをチェックして、おそらく分解してキーボードのクリーニングをしたと思われるが、その技術料のようなものは請求されなかった。あたかも、故障そのものが無かったかのようだ。あるいは、起こるべくして起きた故障で、アップルがその責任を感じて無償修理に応じたように思える。
修理完了を告げて動作確認に立ち会ったスタッフは、「パーツの交換が無かったので、費用はかかりません。よかったですね。」と言ったが、パソコンは明らかに故障していたし、それによって私はさまざまな苦労を強いられ、心斎橋まで二往復するハメに陥った。全くよかったとは思わない。このあと、パソコンのデータ復旧などの作業もある。
やや腹立たしい気分になった。
改めて、OSの再インストールを行い、少し古いバックアップ(故障に気づき、OSのインストールをやり直す前)を使って復旧作業を行なった。このようなことは何度か経験があるが、今回初めてアップルIDのパスワード入力で2ファクタ認証が通らず、苦労するという事象に出くわした。理由はよくわからない。サファリでiCloud にアクセスして、iCloudのパスワードを入力するようなことをして、認証が通るようになった。
とりあえず、修理後は極めて順調にパソコンが動き出した。
そういえば、修理終了の連絡時に、バッテリの交換(費用はおよそ40000円)を勧められた。チェックモードで検証して問題ありと解析されたとのこと。膨らんだり火を吹いたりする心配は当面なしとのことだったので、修理の提案は断った。
私のパソコンはキーボード修理プログラムの該当にはなっていないが、なんとなく怪しい対応と感じた。