残り50秒辺りから見た。
子どもたちがＱさまを見ていた。チャンネル権を確保するのに時間が掛かった。
画面の残時間表示を指さし、あと５０秒で終わるからと、子どもたちを騙し、BS１の再放送に見入った。テレビの前では、三女がチャンネルのボタンに指をかけて待っている。
もちろん、試合が５０秒で終わるはずがないのは分かっている。丁度ジャイアンツが最後のタイムアウトを取ったところ。ニューイングランドはあと３回タイムアウトを残している。
子どもたちはＱさまという番組が好きだ。小島よしおが出ていたので見始めた。毎週喜んでみている。見られない時は録画する。今日も録画していた。後で見ればいいじゃないか、というのがトウサンの主張だ。
中々難しいクイズで、クイズそのものは興味深い物が多い。しかし、回答者が胡散臭い。インテリナントカを十名集める。某タレントはＸＸ大学出身。卒業してないなら、中退と書けばいいじゃないか。
ちょっと学歴のある芸能人を十人集めて番組を作る。逆に、とんでもない無知を売り物にした人をネタにした別の番組も視たことがある。
３５秒を残して逆転されたニューイングランドは、キックオフリターンで痛恨のホールディング。タイムアウト３回、３５秒、フィールドゴールで追いつける三点差だったが、ブレディはディフェンスにプレッシャーを与えることさえ出来なかった。
残り一秒でヘッドコーチがドリンクを浴びたところで、子どもたちにチャンネル権を返却した。
