生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

血圧の薬と飲酒

毎年受ける職場の検診で、血圧がやや高めと指摘されようになった。
それ以外には、特に異常なデータはない。
今までは。あまり気にしてこなかったが、先日来、血圧と体調不良に関係があることに気付き、受診が必要と感じた。
倦怠感や頭重感、頭痛のような体調の不調と血圧に関係があり、加えてそれが飲酒量とも明らかに関係しているような気がし始めたのだ。そのような時は、大抵の場合最低血圧が90mmHgを超えている。最高血圧は気になるほどには高くないつもりでいたが、調子が悪い時には高まっているようだ。
飲酒について、外で飲んで帰ることはほぼない。人付き合いの悪い私は、外ではほとんど飲まない。大抵妻と二人で家で飲んでいた。二人とも酒を飲むことはできるが、それほど強くはない。
パンデミックの4年間、様々なストレスがあって、その結果、飲酒の回数、量ともに増えた。
妻は、パートの仕事前日に飲まないが、いつの間にか妻が飲まない日には私は一人で飲むようになっていた。ほとんど毎日。よった気分になるまで飲む。ビール、日本酒、ワイン。どうやら私は蒸留酒を好まないようだ。
ビールなら350mL缶を2本。ワイン、日本酒は4合びんを三日で飲む。
妻はビールを好むので、ビール代は家の家計から支出されるが、ワインと日本酒は私が仕事帰りに買って帰る。自分の財布から支払う。そのような生活を続けていると、毎日酒を飲むのが当たり前になり、たまに飲まない日がせいぜい月に2度程度となった。
こういった嗜好品は、一度習慣付くと改めるのが困難だ。徐々にエスカレートしていく。
ある日、ひどく飲みすぎたわけでもなく、二日酔いに苦しめられたわけでもなかったが、朝から頭痛がして、吐き気を感じた。無理して出勤して、何とか1日を過ごし帰宅した。
受診することにした。近所の循環器内科を検索して通いやすそうなところに目星をつけ、仕事の帰りに立ち寄った。意外と空いていて、血圧の測定の後ですぐに診察室に呼ばれた。薬を飲むことになって、2週間分の処方箋を受け取った。
毎日朝晩に血圧を測って、朝食の後に薬を飲むことになったが、今の所うまく習慣になっている。加えて、飲酒の量も回数も減った。全く飲むのを止めようとしているわけではないが、自制できるのは良いことである。

(血圧は最高血圧と最低血圧の両方を問題にして、単位は水銀柱の高さ(mmHg)で表す。上腕に帯を巻いてポンプで空気を入れて圧をかけながら聴診器で音を聞くとある圧力で音が聞こえ出してさらに圧を加えると音が聞こえなくなる。聞こえ始める圧力を最低血圧、聞こえなくなる圧力を最高血圧という。実際に測るときは十分に圧力を加えて音が聞こえない状態から少しずつ圧を緩めて音が聞こえ始める最高血圧と、さらに圧を下げていって音が聞こえなくなる最低血圧を記録する)