生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

緑色のセーターを編んだ

昨年、深緑色の毛糸を買ってアラン模様のセーターを編み上げた。
大変な苦労の末、出来上がったセーターは悪くなかったけれども、結局人前で着ることなく解かれることになった。何しろ大きすぎたのだ。たっぷりしているという言い方もできるだろう。お父さんのセーターを着ている子供のようだった。
ゲージをとったりメジャーを当てたり、大きさを合わせるための工夫はしていたはずなのに、どうしてそのようなことになったのかは慎重に検証する必要がある。
もう一つ、深緑の色選びも難しかった。アラン模様のような編み目の起伏で柄を表現する場合は、薄い色の方が模様が分かりやすい。つまり、編み易いことになる。深緑はなかなか編み難いという事は言えると思う。
ガーンシー柄のセーターを編むことにした。編み目を交差させる必要がなく、複数の色の毛糸を切り替える必要も無いので、今までのセーターよりも楽に編めるかもしれないと思ったが、なかなか大変な作業だった。編み図に従って表編みと裏編を組み合わせていくのだが、何度も間違えて編み直すことになった。そのためには解かなければならない。
つまり、思っていたよりも難しい。そこそこの集中力が必要なのだ。
前後の身頃を編み上げて、袖に取り掛かる。ゴム編みを足してパーツを組み合わせる。
おおよそ3週間余りで出来上がった。
実際には、もう少しかかっている。年末に、大きすぎるセーターを解き始めている。一旦編み始めて、後ろ身頃が編み上がった頃に、大きすぎると判断して再度解いて編み直すことにした。だから一月半は優に掛かっている。
試着して、妻に見せると、少し小さいのではないかという。自分でも、袖丈があと1、2センチ長くても良い気がする。少し残念に思いつつ、仕上げた。着てみると徐々に体にフィットしてきたようだ。いまはたいへん気に入っている。

片袖分かそれ以上毛糸が残った。ということは、去年編んで解いたセーターがいかに大きかったかの証であろう。