生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

編み物を始めた

北海道に生まれ育った私には、毛糸のセーターは冬の必需品である。
子供の頃から母の手編みのセーターを着ていた。私は母がセーターを編むのを眺めていた。今でも、母が編んだニットがいくつかタンスの抽出しに入っている。
母が亡くなって3年経とうとしている。
思うところあって私は、編み物に取り組むことにした。
子供の頃に、少しだけやらせてもらったことがあったと思う。向上心の少ない子供の私には身に付かなかったのだろう。今なら、違う気持ちで取り組むことができるはずだ。
妻とそういう話をして、次女が道具をいくらか持っているはずというので、出してもらった。毛糸や編み針など一通りのものが揃った。
マニュアル本を買ってきて、見よう見まねで編み始めた。
編み物は単純作業の繰り返しのようだが、「単純作業」に落とし込むのには訓練が必要と思う。
とりあえず、1日に1時間程度練習していく。そのうちに、自分が身につける何かを編んでみたい。
気長に考えている。10年後にはそれなりのものが編めるようになっているのではないか。