生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

帽子が出来上がった

先日、病院を受診し、知人のアレルギー疾患を専門とする医師の診察を受けた。
手指(足の指にも起こっていることに先日気づいた)のレイノー現象と、指の腫れについて相談した。
主治医は膠原病の可能性を疑い、採血をして、血沈、炎症性タンパク質に加え、何種類かの自己抗体の検査を行った。
「念のため、全部調べておくから。」とのこと。
翌週、検査結果を聞くために再受診した。結果はいずれも陰性で、心配していた病気の可能性は低いことがわかった。
冬の間にみられる指の腫れは「霜焼け」とのこと。要するにそのような体質であるということで納得した。一安心である。
しばらく、日記を書かずにいたのは、編み物に夢中になっていて、日記を書くのに時間を費やす余裕がなかったからである。
先日、お気に入りの帽子を失くしてがっかりしていた。ならば、自分で編むまでと思い、始めた。
そんなに簡単なことではないと覚悟はしていた。
編み物自体はクリエイティブな作業と思う。小さな目を編み上げて作品を作り上げる様子は、読書のようでもあり、モザイク画を描くのにも似ている気がする。
亡き母が、私が子供の頃にセーターなどを編んでくれた。その様子を見ていたので、なんとなくイメージはある。
道具は、次女がいくらか持っているというので、引き受けた。
初心者向けと思われるテキストを買って、眺めながら編み始めた。
いくつものハードルを越えながら、少しずつ帽子は形に近づいていく。一本の毛糸を編み上げるので、何か間違いがあると間違ったところまで戻らなければならない。編んだり解いたりを繰り返しながら、少しずつスキルが付いてきて、間違いに気づくことができるようになってきて、そして間違いを直すこともできるようになってきた。時間はかかる。時間の使い方を学ぶことが最も大切かもしれない。
出来上がった帽子を被って出勤している。ある程度満足できた。
レパートリーを広げていきたい。
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