生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ラグメンを作った一日

4ヶ月余りにわたるアジア大陸放浪の旅(最後にアフリカとスペイン、フランスに立ち寄った)から長女が帰国して、我が家は久しぶりに6人体制になった。
帰国した長女から、週末の料理に「ラグメン」をリクエストされた。トルコ滞在中に食べて美味しかったウイグル料理とのこと。
検索してみると、イメージとしては皿うどんである。ウイグル含む中央アジア一帯で食べられているようだ。ポイントとしては、ラム肉を使うこと。麺はうどんで代用できる。
レシピが見つかれば、あとは食材を手に入れて書いてある通りに作る。
ウイグル風ラグメン|日本冷凍めん協会
見つけたレシピに「何人分」なのか書いていないが、肉の分量から二人分と推定し、その三倍量を目安とすることにした。買い物のリストは、以下の通り。冷蔵庫にある食材は買い物のリストからは外す。

  • トマト(6個)
  • ラム肉(600g)
  • ピーマン(6個入り一袋)
  • 赤ピーマン(大1個)
  • セロリ(ひと束)
  • ジャガイモ(一袋)
  • パクチー(ひと束)
  • 玉ねぎ(1袋)
  • 冷凍うどん(6玉分)

ラグメンの他に、いくつか副菜を副菜を作ることにした。ラグメンの味がよく分からないので、何をつけ合わせるか悩むところであるが、前の週にスーパーで見かけた菜の花を使いたいと思った。
菜の花のピーナツマスタードマヨネーズ
ポテトと卵のサラダ マスタード風味
(サラダ好きのシェフが考えたサラダ好きのための131のサラダ(音羽和紀著 柴田書店)

  • 椎茸
  • ピーナツ
  • 菜の花

家にあると判断して買わなかったもの

  • ニンニク
  • 生姜のすりおろし(チューブ)
  • 赤唐辛子
  • クミンシード

日曜日の午前中に、近所のスーパーマーケットに買い物に出かけると長女がついて来た。今は就職活動のようなことをしているが、時間を割と自由に使える立場である。
スーパーの肉屋でラム肉が手に入ったのは幸運だった。無ければ少し遠くの店まで出掛けるつもりでいた。そのほか、一通りのものは手に入った。
帰宅して、早速調理に取り掛かった。まず、ラグメンから。食材を刻む。
ニンニクをみじん切りにする。生姜もみじん切りにしたいところだったが、無かったのでチューブのすりおろし生姜を使った。
赤唐辛子はタネを除いて輪切りにする。セロリもみじん切り。ジャガイモは皮を剥いて1cm角に。中くらいのトマト4個を一口サイズに切る。玉ねぎ三つをみじん切りより少し大きい位に刻む(1cm角くらい)。赤ピーマン、ピーマンも同じように切る。
フライパンにサラダ油を熱して、ニンニクとすりおろし生姜、赤唐辛子を入れて火を通す。香りが立ってきたらクミンシードを加える。ラム肉を入れて炒める。肉に火が通ったら、フライパンから出す。
玉ねぎ、にんじん、セロリを炒め、しんなりしてきたらトマトを入れ、さらに炒める。
鶏がらスープを足して、煮込む。じゃがいもを入れる。
煮詰まってきたら、ピーマンと赤ピーマンを入れる。

塩コショウで味を整える。タイミングを見計らってうどんを茹でて、和える。
皿によそい、好みでパクチーを散らす。そのようにすれば、ラグメンが出来上がる。
ラグメンを作りながら、サラダに取り掛かる。
菜の花を茹でる。冷水にとって、絞る。ピーナッツを茹でてフードプロセッサーにかける。マヨネーズとハチミツ、マスタードに牛乳を加えてよく混ぜる。
ジャガイモは蒸して皮を剥く。ゆで卵を半熟に茹でて、粗くつぶす。椎茸の傘を炒めて塩胡椒をする。
ここでアクシデントが起きた。ゆで卵とジャガイモと椎茸のサラダをピーナツマスタードのドレッシングで和えてしまった。
やむを得ず、ゆで卵とジャガイモと椎茸のサラダはピーナツマスタード和えで食べることにして、すでに茹で上がっている菜の花をどうするか、考えなくてはならない。ごまマヨネーズで和えることにした。

かなりガッカリしながら、へとへとになって作ったラグメンは、たいそう美味しく、家族の評判も良かった。