生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

2024年正月の実家

私は大学を卒業した後に家を出た。家を離れて40年近くになる。
年に3回程度、実家に帰省する。
高齢の父が一人暮らししている。近所に住む姉と少し遠くに住む妹がサポートしている。
正月が明けて、実家の様子を見に行くことにした。前日の夜に4か月の放浪の旅から戻った長女もついていきたいと言うので同行させた。
妹夫婦が空港に迎えに来てくれて、一緒に実家に向かった。
雪がたくさん積もったとのことで、車庫と物置きそして玄関の庇の雪下ろしを頼まれた。50センチ以上積もっていた。下の方は積もった雪の重みでかなり固まっていて重たかった。
先ずは物置きの屋根から。
頼まれるつもりでいたので、それなりの靴を履き、着替えも準備していた。軍手を借りてスコップを手に、梯子をかけて、雪を落としながら屋根に上る。楽な作業ではない。高所作業なので気を付けながら作業を進める。普段はやらない作業なので、筋肉痛になるのが心配である。さほど寒くはなく、雪は降っていてが穏やかな天気だった。明日、続きをやる気力、体力、筋力が残っているかどうか心許なかったので、その日のうちに終わらせたかった。とにかく続けた。
やり遂げて、家に入った。軍手を脱ぐが、指先が冷えて感覚が無い。上着を脱ぐと、多量の汗をかいてシャツがびっしょりと濡れていた。
義弟が除雪機で雪を跳ねてくれた。エンジン駆動の除雪機は操作が複雑で慣れが必要である。
姉も来て、夕食を一緒に食べた。
翌日はさほどの筋肉痛もなく、生垣に積もった雪を落とした。
妹夫婦はひと足先に帰り、父と娘、私が3人ですき焼き鍋を囲んだ。正月の余韻を残したテレビ番組をぼんやりと眺める。父はすでに新聞の購読をやめている。つけたテレビをダラダラと見続けることになりがちだ。

姉とも色々と話をした。長女が旅行中にスケッチした絵を見ながら、世間話をして、楽しいひと時だった。。

帰りは新千歳からの最終便に乗った。空港で少し時間があったので、売店で土産を選んだ。子供たちは、相変わらず北海道土産の菓子を楽しみにしている。
売店で目についたガラスのブローチを妻へのプレゼントにした。妻は普段着ででかけるときでもちょっとした装飾品を身に付けることが多く、昨年母の形見分けでもらったブローチは愛用している。