生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

犬が成長する

長女が、旅を続けている。タイランドから始まり、マレーシア,カンボジアなど東南アジア諸国をまわってインドに入り、ジョージア,アルメニアの旧ソ連の中央アジアを通って、トルコに入りイスタンブール,カッパドキアから東欧圏を旅して今はアフリカに渡ったようだ。その様子はSNSを経由して知る。彼女の旅の目的については分からないが、異国の風土に大きく刺激を受けているように見える。彼女が見聞きしたものから間接的ではあるが、私も感化されている。
街角に,様々な動物を見かけて画像を送ってくる。犬や猫が多いが,インドでは次々と牛が現れた。ヤギだったり,羊だったり,動物からその地域ごとの風土を感じる。彼女が旅した地域には,普通に野良犬がいる。日本国内では野良猫はどこででも見られるが、野良犬を見る機会は減った。そして、各地の野良犬たちは一様に大柄だ。娘が言うには、体がある程度大きくないと生き残れないのではないかとのこと。確かにそれは言えるかもしれない。それに加えて感じるのは、日本で飼われている犬の小ささである。我が家にいる柴犬は、柴犬としては大柄な方であるが、飼い犬の分類上は「小型犬」に属することを知っている。大型犬は秋田犬、中型犬は甲斐犬や四国犬など。しかし、最近遊歩道の散歩中に見かけるのは、チワワよりも小さな飼い犬たちである。おそらく、海外の旅行者が見たら日本の犬の小ささに驚くだろう。
我が家の柴犬は、もうじき4歳になるが、ついに自分で皿から餌を食べるようになった。我が家に来てすぐの頃は普通に食べていたが、ある時に皿から食べなくなった。床にばら撒いたり、色々と工夫してみたが、結局誰かが犬を抱えて膝に乗せ、手のひらの餌を口元に持っていくと喜んで食べることがわかり、この2年余り、朝夕の食事時に犬は私たちの掌を涎だらけにして餌を食べていた。ステンレスの皿に入れた餌を口元に持って行き、少しずつ誘ってようやく餌台に置いた皿から自分の脚で立って餌を食べる。大変な進歩である。ちょっとした事だが、とても嬉しい。