生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

出張

岩手県盛岡市に一泊で出張してきた。
会議への出席が目的である。副議長を務めるが、議事一切は議長がやるので座っているだけ。
懇親会で、乾杯の御発声を頼まれたのが、唯一と言っていいプレッシャーだった。(やったことがないので)
7時前に会議は終わり、駅前のホテルにチェックインした。
事前にネットで探して予約していた。
ネットでホテルを予約するのは思いの外難しい。理解しがたいお得なサイトがいろいろと出てくるので、警戒してしまう。
値段の割には良いホテルだったと思う。ベッドは割と大きくて、安眠は出来なかったがゆったりしていた。無線LANが結局つながらなかったのが残念だった。朝食は意外と良かった。パンが美味しかった。但し、バターではなくマーガリン(小岩井農場の地元なのに)それから牛乳ではなく低脂肪乳であった。コーヒーは美味しかった。
私の部屋は13階だったが、ひとつ上の14階に大浴場があった。大変くつろげた。
部屋にはダークブルーの甚平が備え付けられており、それを着て大浴場と1階のレストランに行って良いことになっている。ネクタイを外し、革靴を脱いで甚平に着替えて風呂に行った。いくら許可されているとは言え、この格好で人前に出るのは恥ずかしい。エレベーターを待つ間も人にあわないかと思いヒヤヒヤしていた。風呂は中々本格的で満足した。
時間が沢山余って、仕事の用意をしていたが、余りやる気が起こらず。ぼんやりしていた。いつも自宅では妻や子ども達に加えて犬のインコまでいて賑やかである。突然一人だけの時間が出来てもやることがない。テレビを付けたが何を見たか覚えていない。退屈して、ビールを飲んで寝た。ビールは自販機で、発泡酒ではなくビールを選べた。
翌朝、身なりを整えて1階のレストランに向かった。降りてきたエレベーターに乗ったら、先客が居た。朝風呂を使った女性だった。髪が濡れていて、例の甚平を羽織って、すっぴんである。彼女は自分の部屋のあるフロアで降りたが、非常に気まずい雰囲気を感じた。
どうも甚平が余りおしゃれでない。私には囚人服を連想させる。仮におしゃれだとしても、風呂上がりのすっぴんの顔であの甚平を着た姿を他人にさらすのは女性としては耐えがたいだろう。つまり、悪くないホテルだが、甚平に関しては著しくデリカシーに欠けていると思う。サービスのつもりで、14階浴場と1階レストランは甚平での利用を可としているようだが、むしろ、「ご遠慮下さい」と断り書きを付けるべきだろう。
少し時間に余裕を持ってチェックアウトして、土産を買おうと思ったが、結局牛タンと笹かまぼこでどちらも仙台の名産と思われる。南部せんべいを買って、お酒も買いたいと思ったが、土産物屋にある岩手の酒はどれも高くて手が出なかった。
新幹線は窓際の席となり、外を眺めていた。
富士山が美しかった。
無事に帰宅し、夕食前にジョギングしたが、思ったより疲れていたように思う。
芦屋の山の中を通って、住吉川まで走って戻ってきた。
17.42km, 1h48m37s, 1054cal, u/d 202m, 12°
夙川のダイエーでトイレを借りた。あんまり調子よくない。ずいぶん信号待ちに引っかかった。
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夙川沿いも晩秋の佇まいである。
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