曇り。晴れ間も見えて、雨粒も落ちている。
長男をバス停に送った後、中学校の参観。
ラジオで
昨晩、NHKの夜のラジオニュースの中で、専門家がいじめ問題に対する意見を述べていた。
掻い摘むと、この問題は加害者側に働きかけることが必要で。被害者を励ますことは解決にならない。「いじめられる側を鍛える」などというとんでもない意見が出るのは、自己責任論に代表されるような自由主義の悪しき一面である、というような話だったと思う。概ね同感。
文部科学大臣や教育委員会の緊急アピール、石原都知事のコメントにも、なぜか加害者側を糾弾する言葉が見あたらない。以下は、東京都教育委員会教育長 中村正彦名で出された緊急アピールより抜粋。
子どもたちへ
みなさんは、いかなる理由があったとしても、自らの命を絶ってはいけません。辛いこと、苦しいことに耐えられなくなったときは、決して一人だけで解決しようとしてはいけません。
人間は決して強いものではありませんし、一人で生きられるものではありません。多くの人たちに支えられて成長し生きていくのです。互いに支え合っていくのが人間です。
困ったときは、家族や周りの人に助けを求めてください。悩みを打ち明けることは、決して恥ずかしいことではありません。あなたが弱いということでもありません。
みなさんの思いを受け止めることは、わたしたち大人の責任です。大人を頼りにしてください。
力強く生きてください。素晴らしい人生を送ってください。つらいこと、悲しいこと、苦しいことを乗り越えて素晴らしい人生を送ってください。決して、自らの命を絶ってはいけません。
ご覧の通り。
君たちの行為が、友人を傷つける。君たちは取り返しの付かないことをやろうとしている。直ちにいじめを止めなさい。というようなセリフが無い。
いじめる側を見つけ出し、直ちに止めさせますから、安心してください。という約束もない。
用水路に放置
10月末に3歳の男児が秋田県大仙市の用水路で死亡した事件で、母親(31歳)と交際相手の男性(43歳)が殺害を認めた。
信じがたく、言葉を失う。動機はお金かも。他に考えつかない。
通学途中にはねられる
宇都宮市の市道で通学途中の小学生姉弟がよそ見の車にはねられ、姉(9歳)が意識不明の重体、弟(7歳)が軽い怪我を負った。
虐待・性犯罪
9歳のころから4年近く実の娘に性的暴行を続けた父親に懲役12年(求刑13年)の判決が下った。