雨が上がっていたのでバイクで通勤した。
けだるい。
インターネットとスルー力
へぇ、そういうものか。と思う。
姉弟げんかの時にも、時々そういうことを言うことがある。つまり、「そんなことをいちいち気にしなければいいでしょ」
しかし、これはいじめる側に言う。年上の理解力のあると思われる立場の強い側を諭すときに言う言葉である。年下の立場の弱い側にそのようなことを言うことはないと思う。
スルー力云々は、いじめる側、立場の強い側に求められるものであって、いじめられる側に使うのは用語の誤用だ。
追記:
「スルー力」を被害者に要求することの残酷さにインスピレーションを受けて書いた。文中に出てくる、加野瀬さんがどのような文脈で攻撃される側の問題を指摘したのか分からない。
インターネットがあり、ブログがあり検索がある。ソシャルブックマークサービスにアクセス解析、アンテナサービス。
接触しうる情報はかつてと較べて遥かに増大している。発信者と受信者の距離感も曖昧になっている。インターネットと実生活を同じレベルで論じることは出来ない。
スルーとは、単に耐えることではない。膨大な情報を判断し、自分にとって有意義なものと無意味なものを選別する能力がスルー力ではないか。と私は思う。距離感を間違う人は批判を受ける可能性が高いだろう。
乳児車内放置
今年5月、生後2ヶ月の長男をパチンコ屋駐車場の車内で死亡させた両親(父25歳、母24歳)の初公判で、両親は過失致死であり保護責任者遺棄の意図がなかったことを主張した。
放置を開始した時点で一時間でスロットを止めるつもりで居た。一時間では死ぬことはないから遺棄ではないというはなし。しかし、一時間で終わる訳もなく、母は負け続け父は勝ち続けたために、息子は死亡した。
その他三件
大阪市で同居女性の長女(11歳)にしつけと称して長時間の虐待を加えた23歳の男が逮捕された。
大阪市和泉市の女性(27歳)が生後4ヶ月の次男の下腹部をカミソリで切除し重傷を負わせたとして、傷害罪で懲役5年の判決を受けた。
下腹部って、性器のことか。うまくいかない夫婦関係のしわ寄せが幼い息子にいった。誠に気の毒なはなし。
大阪市能勢町で母親(39歳)と内縁関係の夫(34歳)が中学2年の息子に首輪を付けるなどして、虐待していた傷害容疑で逮捕された。母親は内縁の夫の要請に基づき、息子を監視し行動をメモして報告していた。
首輪を付けたり、脚立の上に正座させたり、鈴を付けて動くとさらに暴行したり、と。
スクラップしています
私も、このダイアリ(をブログと呼ぶかどうかは別として)をデジタルスクラップブックとして利用している。ごらんの通りである。
ブックマークサービスをまさに栞として使い、あとで記事をスクラップしてダイアリの方に移す。自分なりの分類と要約を添える。一次情報のリンクを付けているけれど、新聞サイトはほとんどデッドリンクになってしまい、少々残念に思う。
ご指摘通り、スクラップブックを作る作業はかなり高度だ。
要約するところで止まってしまい、自分なりのコメントを入れる余裕がないことが多い。スクラップの済んだブックマークは削除しているから、要約まで到達しない記事はブックマークサービスの中に澱んでしまうことになる。
私はこのスクラップをあくまで自分のための覚え書きとしてやっている。もしかすると誰かが役立てようとするかもしれないと思い、公開している。
話題になっている「転載」については、自分の管理するウエブページを他人の記事のコピーで埋めることに意義を見いだせるなら良いのではないか。転載はサルでもできる(?)
というのはもっともで、意義を見いだせる人には価値があるが、そうでない人には全く愚かな行為と受け取られることだろう。