生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

新しい少子化対策

人口減少を前提とした社会構造の根本的な見直し。また、現在の子ども子育て応援プランの全面的な見直しにより、経済支援策に加えて「子育ては社会全体で取り組む」ため、妊婦や小さな子供を抱える家庭への総合的な支援策を打ち出す。

つうか、減り続けるのよ、少人口社会へ軟着陸なんてできない。加速度的人口減少社会だよ、どうすんの。
地域や家族の再生というが、再生って言葉、安直に使って欲しくないね。

50年後の合計特殊出生率(女性が生涯に産む子どもの数)が1.26に落ち込み、人口の4割が高齢者という将来推計人口が昨年末に発表されたことを受け、「少子化対策の拡充に本気で取り組む必要がある」(首相周辺)と判断。「家族の再生」などを掲げ、家族と過ごす時間がもてるような働き方の改革、子育て支援の充実などを重点的に検討していく方針だ。
http://www.asahi.com/life/update/0104/002.html

出生率がさらに落ち込むと云う予想の根拠は知らぬが、人口の減少速度が加速すると云うことだ。本気で取り組むのは結構だが、今までの政策を反省しておくれ。本気でなかったのか。軽はずみな言葉は人々からやる気を奪うよ。

統計など

虐待に係わる検挙件数は増加している。平成18年は120件。そのうち、児の死亡に繋がったケースは26件。

記事ではセンセーショナルな扱い方をしているが、虐待など今に始まったことではない。医療機関、救急、警察などがより関心をもつようになった結果、顕在化したのではないか。育児まっただ中の若い家族に責任をなすりつけるような書き方は宜しくない。帝塚山大学心理福祉学部教授の才村真理氏のコメントが掲載されており、複合的、構造的な問題が世代を継いで再生産されるのが児童虐待であると書かれている。もう育児が済んでしまった世代の皆さんもとぼけずに責任を感じて欲しい。
ちょっと追記:
警察の統計そのものがどれほどの意味があるのか。数字に表れない潜在的な虐待は一体どれくらいあるのだろう。

いくつか

石巻市内の20代両親が三歳女児を虐待し死亡させた疑いで、保護責任者遺棄致死容疑で警察の取り調べを受けている。(2006-12-15)

茂原市で12月23日に父親(35歳)に殴られ意識不明となっていた男児(1歳)が死亡した。父親は既に傷害容疑で逮捕されている。

倉敷市で暴行を受けた次男(4歳)が死亡し、母親(31歳)が暴行容疑で逮捕された。長男(8歳)は虐待が疑われたために養護施設に入所している。