生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

あべたけし氏

薬害エイズ事件で、業務上過失致死罪に問われ、一審で無罪、現在控訴審が進行中である。医師であり、生命にかかわる遺伝病を背負った、多くの患者の治療の第一人者であった。
彼は患者の感染被害を予知するべきであったし、彼の全能力をかけて、最悪の事態を回避しようと務めるべきであったが、そうしなかったことが罪に問われるべきだ。指導的立場にあるものは、結果責任を問われるのが当然である。
患者たちの運命に対する予知は出来たはずで、彼に能力がなかったとは思いたくない。おそらく、自らが、被告席に座ることを予知できなかったのだろう。
最大の疑惑は、彼が製薬会社の便宜を図ったために、治療法の変更が遅れたのではないかという疑惑である。裁判という形で、結論を導くことは出来なくなったにせよ、明らかにする方法はまだ残されているはずである。