生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

メニューって、なんだ?

メニューって、何でしょう?
私は、すっかり幾つかのことと混同していたので、整理する必要があります。
文書の基本は、

  1. 表題
  2. 見出し
  3. 本文

です。
本文が長大である場合、

  • 内容のまとめ(概要)
  • 見出しのリストであるもくじ

のどちらか、あるいは両方を用意すると良いかもしれません。もくじは、抽出して並べるだけなので、作るのは容易いが、概要の方はそれなりの工夫が必要です。
メニューともくじが違うことに注意すべきです。メニューはその文書と関係のない何かです。もくじは、その文書の内容を簡潔に、順序立てて並べたものです。
例えば、その文書を読んだ感想を残してもらおうと、掲示板へのリンクや、メールアドレスを添えたり、ホームページへのリンクを添えたり。
日記文なら、その前後のページへのリンクや、索引のページへのリンクなど、ほとんど全てのサイト内リンクは、文書に直接関係ないもの、つまり、メニューと云うことになります。
閲覧者の中には、サイトを知り抜いている人も居ます。その代表は、作成者自身です。ブックマーク付きの常連客、アンテナ客、他サイトのリンクから来るちん入客、そして、偶然やってくる検索客。
「メニュー」は、管理人に都合がよいように作られています。他の人には概ね役に立ちません。
常連客や、アンテナ客は、常時更新されているコンテンツにのみ、興味があるのです。だから、一通りサイトの中を見回ることがあるかもしれませんが、その後は、更新されるページの、更新された内容が目に入れば十分です。そこから他のページへナビゲートする必要はありません。むしろ、本文の参考となる外部文書へのリンクが有用でしょう。
圧倒的多数の検索客、もしくは、他サイトのリンク経由のちん入客は、何らかの目的を持ってそのページを眺めるはずです。目的のものが見つけやすいように配慮が必要でしょう。長大な文書の場合、要約やもくじが目立つ場所にあると、良いかもしれません。それ以外のメニューはこの場合、むしろ邪魔です。そのページで目的のものを見つけて、有意義と感じた場合、サイトやその作者に興味を持つかもしれません。その場合、そのページの全体の中での意味づけが分かるようなサイトを紹介するホームページを探すことでしょう。
上記、タイトル、見出し、本文以外に用意すべきものは、

  1. 本文が長大である場合、全体を把握するための要約、あるいはページ内部のもくじ
  2. サイトの概要を知るための紹介ページ(一般にはホームページ)へのリンク
  3. 著作権(文責)の表示
  4. 作製、更新の履歴

程度でしょう。これらの中で、メニューに該当するサイト内リンクとなるものは、ホームページへのリンクのみです。一つだけならメニューとは云えないかもしれません。
もくじ、あるいは要約は目立つところに置く必要があります。タイトルの次、見出しの前でしょう。それ以外は、末尾で良いと思う。読者が自発的に努力をして、見つかる場所にあればよい。もちろん、メタ要素に置くと云うことでも十分かもしれない。
メニューが必要だと思ったら、そのページを独立させるべきです。そして、そのページには、コンテンツと言えるようなものは置くべきではないと思う。
メニューのページ(ホームページ)
>>各コンテンツをまとめるもくじページ
>>コンテンツのページ
私のサイトでは、こういった構成になるだろう。今現在、全くその通りにはなっていない。見つめ直して、改めていくために、色々と考えた。
現在も、検討中である。
参考資料

HTML文書の役割とは(Personnel)
http://members.jcom.home.ne.jp/jintrick/Personal/yk_role_of_html.html
闇黒日記(平成十六年五月一日)
http://noz.hp.infoseek.co.jp/diary/20040501.html