生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

上記木村剛よりのリンク

岡本氏による神保哲夫氏に対するインタビュー記事(「僕に話すと"公"になりますよ」というのが取材の前提)より、引用。
http://www.ne.jp/asahi/shin/ya/intr/JVN2/jimbo08.htm

 それから、公人としてインタビューしているのに、個人としての発言をする人もいます。しかしわれわれとしてはその人の本音が欲しいわけではなくて、公人としてのアカウンタビリティを実践しているものでなければオン・ザ・レコードでは使えないわけで、例えば相手を怒らせて取ったような話は使わないし、また個人としての意見を言っている場合は、「いいんですか、これは公人としての話として報道に出ますよ」とこっちから注意をしますよね。
(中略)
「取材は無条件でなければならない」というのが原則です。僕は取材を厳しく定義していて、「今あなたが僕に話したことは、僕個人に話したのではないと思ってください、僕はパブリックの窓としてここに立っていると思ってください」ということですよ。オンレコで話したことは、本人が話している画像を使わなくてもナレーションでその人の発言を使うこともあるわけですから。
「僕に話すと"公"になりますよ」というのが取材の前提です。
 だから、「これは取材行為です」とはっきりさせることが大切でしょう。よく週刊誌の記者などなどで、いきなり話し始めるので、「ちょっと待ってください、これは載せるんですか」とたずねると、「ええ載せます」というので、「じゃあ取材ですね」と確認することがあります。オンレコで話したことはどのような記事のコンテクスト(文脈)の中で使われるかわかりません。書く側に悪意があれば曲げられてしまう可能性もあります。ですから取材に応じるときは、書かれるということを前提にした話し方をしなければなりません。