生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

デリカシ

何人くらい欲しいですかとか。
次こそは男の子ね、とか。
なんか。口が裂けても女房にそんな言葉をかけて欲しくない。
いくつかの意見を見たけれども。
http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20070131#p1
これはほとんど全文引用したい気分。

生命科学者の柳田先生。
厚生労働大臣は生命化学の基礎用語をご存じないという指摘。母性という言葉を理解できていない。

母親に対する敬意は充分に持っていたはずなのに、どう語りかけていいか分からず、よせばいいのに、十分な準備もせずに口を開いてしまったのでしょう。(中略)
これでは、大臣のお母さんだって聞いたら、それは違うというでしょう。
装置の数が決まっているという、いいかたも即物的で、わたくしはこれは最悪の表現だと思いました。

柳沢大臣には、「母性」という誰もがしっていることばを謹呈したいと思います。
機械などという言葉を決して使ってはいけません。女性には「母性」という本当に素晴らしい力というか授かった能力が備わっているのです。この母性を神様のように尊いものと思われてもいいと思います。
母性を論じる時には、男性も女性も、識者も普通の人も、いい加減な気持では論じられるはずがありません。どこかで頭をたれながら、論じるべき話題です。こういう言い方をすると、いやがる女性がいることもわたくしは知っています。でも人間が直接にかかわる生命科学教育はいい加減な用語でやってはいけません。

ちょっと長い引用になりましたが、必読です。生命科学というのは、生命倫理と直結しています。
これほど怒っている柳田先生を拝見するのは初めてのように思います。