NHKが土曜朝に一週間のニュースまとめをやっている。
地震のニュースが大きく扱われていた。地震の規模が大きすぎる。手の施しようがないというところだろう。
一週間分のニュースをまとめてみると、政府系の放送局のニュース素材が、報道というよりもむしろ宣伝であることが実感できる。首相がけが人を見舞い、ひとり残らず助けると宣言し、軍の航空機から支援物資が投入され、地上軍ががれきの除去作業に取り組む。
そういう映像を断片的に見せられると、救援活動は軌道に乗り始めたと感じるのかも知れない。
土曜の朝に、それらを数珠つなぎにしてみると、結局これは政権のプロパガンダであることが知れる。
天災の前には強力な独裁政権でさえ、全く無力だ。
