何かあったときのために、保険に加入している。
本来は、人身事故の補償のため。私の加入している保険には、レッカー特約という契約が含まれる。
この世話になるのは二度目だ。数年前、古いバイクに乗り始めたときに、トラブルで一度レッカー車に運んでもらったことがあった。そのときは、夜中の自動車専用道路の橋の上で止まり保険を使うことに思いが及ばず、警察に救援を求めた。警察がレッカー会社に連絡してくれて、その後保険屋が関与したという手順だった。
そのときの教訓もあり、先ずは保険会社に連絡し、レッカー移動を申し入れた。職場はわりと町中で、電車の便も余り悪くない。歩いて10分ほどで駅がある。レッカー会社が迎えに来てくれるまで30分ほど。レッカー会社は一旦バイクを預かってくれて、翌日私がバイク屋に修理を依頼し、レッカー会社にバイク屋まで運んでもらう。およそ25キロくらいの道のりと思う。修理完了後に私がバイク屋に取りに行く。職場から自宅までは電車で帰った。自宅からバイク屋までは7キロほどあると思うが、妻に車で送ってもらった。
レッカー輸送のコストはすべて保険でカバーされる。15キロ以上の輸送では料金メーターが動き出すらしいが、特約に加入しているので心配要らないとのこと。トラブル発生地点から自宅に帰る交通費、自宅から修理工場まで向かうための交通費も保証の対象とのことであったが、実際には電車賃が数百円、妻の運転する車のガソリン代は何とも評価しがたい。1000円以下は免責になるとのことであった。
パンク修理代として2500円で、これは保険でカバーされない。
私はいままで保険を使うことは滅多に無かったが、これでは保険会社は儲からないだろう。
