生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

走り続ける

電車の中で、しばらく時間があるので何か書こうと思いました。

歳を取ったなぁと、思うわけです。

毎朝鏡に向かい自分の姿を左右裏返しに眺めたり、このようなことを書いていても、人生の三分の二が終わってしまったことを痛感するわけです。

私は自分がそれほど長生きすると思っておりませんので、今まで生きてきたそしてこの後息絶えるまでの時間という尺度で慮ると、正しく三分の二が終わってしまったのですが、生活している間に成し遂げうる事柄の可能性とか、創造性というような、異なる基準を尺度にするとその評価は違ってくると思います。

この場合、「気持ちの持ちよう」という使い古された表現を枕詞につける事が適切なような気がします。

私は、取り敢えず走り続けると思うのです。

若い時ほど速く走る事ができないのは明らかですが、若い頃にはとてもでないが達成できなかったような走り方を今しております。

更に年老いて、できない事が増えて行くのでしょうが、何かをやり続けていれば別な評価の基準を見つける事ができそうです。これは驚くべき事です。

詰まり、私には何かをやり続ける事が必要なのです。

 

来客

朝から雨。夜半から降り続いたようだ。
傘を差して駅に向かう。
学生の指導だが、12名まとめては中々大変。大変だがやっている。
他の研究室では、教授が指導に当たっているところは余り無いようだ。道理で忙しい。
午後から出張。往復で約4時間、研究室を離れる。
今日は長女の留学先でお世話になった現地の方が今度はこちらに短期留学とのこと。長女が空港まで迎えに行った。
学生寮の手続きの関係で、本日は我が家に一泊するとのこと。大歓迎である。
私が帰宅した時間には、彼女はすでにお休みになっており、会えなかった。時差のことを考えると、たたき起こしてあげた方が良いと思うが、その辺の打ち合わせが全く出来ていないようだ。
家族が皆寝静まった頃に、彼女は寝室から出てきた。
冷蔵庫で保管していた夕食を温めて食べる手伝いを私がした。
中西部の訛りなのか、ほとんど何を言っているか聴き取れない。しかし、一応話は通じていたようだ。
長女がお世話になったお礼を述べた。
しばらく近所に滞在するので、これから何度か我が家にお招きすることになると思う。
走らず。春からの講義の準備を進めている。

雨に降られる

祭日だそうだ。
職場では広報関係の行事があり、高校生の参加を集って体験入学をさせる。結構な手間である。
三連休の最終日であるが、気づいていなかった。
もう既に何をしていたか思い出すのに日記を紐解かなくてはならない。土曜日は宴会があったのだ。
日曜日は行事の準備をしていた。
そして、月曜日の祭日は朝から出かけて高校生とお話し。私にとって余り得意では無い分野である。
夕方には終わり、ひと仕事済ませてから帰宅した。
息子が居間で勉強している。課題を終わらせなければならないらしい。夏休み、冬休みの体たらく振りから見ると、随分進歩した。
三女はアルバイトの面接のことが気になっている。これを機に、就職活動にも取り組んでほしいと思う。
次女は熱心に就活しすぎて、方向性がずれて拡散しているように感じる。次々と聞いたことが無い様な業種の話しをし始める。少し軌道修正が必要なのでは無いだろうか。
長女は留学先で世話になった友人が日本に短期留学してくるので、再会を心待ちにしている。明日わが家に一泊することになっているので、妻が歓迎の準備に余念が無い。
私はひと休みして走りに行くことにした。
夜半から雨の予報が出ている。気温は高めである。
ロングタイツ、長袖シャツ重ねてジャケットを羽織った。
西宮えびすから旧国道に入り直進した。

武庫川を渡り尼宝線を北上し二号線を西宮に戻る。ほぼフラットな道である。芦屋川まで行って臨港線を戻るつもりで居たが、二号線の途中で雨が落ち始めた。家に近づく頃に風も吹いて来たので、夙川沿いを戻って帰宅した。
14.40km, 1h24m58s, 857cal, u/d 23m, 16°
途中で同じくらいの速さで走るランナーと並走することになって、少しペースが上がった。
寝不足。
早めに寝た。

人の言葉を理解する犬

朝食を済ませ、珈琲を一杯飲んでから犬と散歩に出た。
ずいぶん春めいてきた。
妻は花粉のアレルギーで苦しんでいる。
散歩から帰ってから洗車した。ずいぶん古い大きな車で、洗い応えがある。洗剤とブラシで埃や汚れを落とし、水を掛けて洗い流してから水気を拭き取り、ワックスを掛け、ピカピカになった。
ついでにバイクにもワックスを掛けた。バイクに跨がり職場に向かった。
バイク日和なのだろう。下道を走っているとずいぶんバイクとすれ違う。
明日、高校生の体験入学のお手伝いをする。実験のまねごとをさせるのである。
その準備をしていたが、ちょっと手間取り何度かやり直しをする事になった。
帰宅は8時過ぎになった。
夕食は茶碗蒸し。多分百合根や銀杏は入っていなかったと思うが、美味しかった。
息子と長女がクッキーを焼いたので、ひとつご馳走してもらった。
ひと休みしてから走った。
香櫨園駅前から鳴尾御影線に入り、芦屋川の手前で2号線に向かい、芦屋川沿いを上ってJR沿いを走った。摂津本山駅を過ぎて山手幹線に入り、住吉川を渡って川沿いを上り新落合橋を渡って甲南大学の横を通り、岡本公園から禊橋を渡って、小路八幡にお参りして女子大、女子校の坂を上って芦屋川駅に下り、山手幹線に戻って阪急夙川駅前を通り帰ってきた。
18.12km, 1h50m03s, 1087cal, u/d 211m, 11°
小路八幡の裏にある川は風呂の川という名前である。
先日、昼間に走った時に川の名前が刻まれた銘板があることに気付いた。
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初めから調子は良くなかった。喉の違和感が続き、途中で走るのを止めようかと思った。
最後まで走り切ったが、ギリギリだったと思う。


犬は家族それぞれと関係を築いている。犬にとって、私はボスらしい。
散歩が終わったら、ブロッコリーをくれる人である。
人差し指を立てたら、犬は座る。左手を出すと彼は右手を持ち上げ、それから左手を持ち上げる。お手とおかわりである。それが出来たら、ブロッコリーであるが、私が「ワンワン」と声を出し、犬もそれに応えて吠える。上手く吠えたらブロッコリーが出てくる。
私は犬語を話しているつもりだが、犬は自分が人の言葉を話しているつもりで居るのだろう。「ワンワン」は人の言葉で「ブロッコリーを上げる」という意味なのだ、と思っているに違いない。

金曜日から土曜日にかけて

金曜日。
寝不足である。夕方に職場で同じ担当になって色々と付き合いのある同僚と宴会をすることになっている。
午前中は神戸の山奥の仕事。
駅前のパン屋で菓子パンとコーヒーで昼食を済ませてから職場に戻った。
以前は菓子パン三個を食べていたが、生活習慣の改善を意識しだして二個に減らした。クルミのパンを選ぶ。
間食をしない生活は続いていて、少なくとも職場の自室にお菓子をストックすることはなくなった。体重は少し減り始めていると思う。
昼過ぎに職場に戻ると、新人実習生の実験指導である。同僚が午前中指導してくれていたので、それを引き継いだ。
上手く結果が出て、1つ前に進むことができた。
夕方に抜け出し、三ノ宮で宴会。特に仕事上で付き合いの多い同僚二人と居酒屋で美味しい刺身や料理を食しつつ、酒を飲んだ。次年度から同じ担当になる女性の同僚も途中から参加し、和やかな雰囲気だった。
9時過ぎに打ち上げて電車に乗った。
事情はよく分からないが、次女が自宅近所のバーで酒を飲んでいるというメッセージが入った。友達と一緒なのか、その辺も分からない。
取りあえず、私もバーに寄ることにした。寝不足の上に酔っていたので、電車を一駅乗り過ごした。
歩いてバーに着くと、娘は一人で常連の方と話をしている。
結局、私がおごることになり、彼女はもう数杯の酒を飲んでかなり酔っ払った。連れて帰るのに苦労した。
徐々にでよいから、酒の飲み方を学んで欲しいと思う。
土曜日。
酒を飲んだ翌日は、目が覚める。
朝食を済ませて犬と散歩に出かけた。それから、ひと休みしてジョギングへ。
久しぶりに日中のジョギングである。遊歩道を走り始め、2号線を下り芦屋川駅近くの公園で個室を借りた。それから開森橋まで上って芦屋の山の中を通り、女子校、女子大の坂から神戸の景色を眺めた。
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道沿いに、梅が咲いている。日差しが暖かく、空気が心地よい。

小路八幡からもう梅が終わりかけている岡本梅林公園に寄り道してから、住吉川へ。

阪急御影方面を経由して徳川道を走り、六甲道、新在家の駅の脇を通って旧西国浜街道に入り、深江の住宅街を通って、臨港線から帰宅した。
23.59km, 2h46m55s, 1503cal, u/d 212m, 14°
日中で気温が上がることは分かっていたが、かなり着込んで走った。暖かかったせいもありしんどかった。全くペースは上がらず。加えて、何度も信号待ちに引っかかった。写真を撮ったり、公園に寄ったりしたので、随分時間がかかった。
走り始めたときから、無理しない方が良いと感じていたが、結局23km以上走った。夜間に走っていると,暗くて見えていない様々なものが目に入った。また、色彩は夜と昼では随分違っている。人々も活動している。ショーウインドウもシャッターが開いている。退屈はしないが、調子は悪かった。色々とよそ見をしながら走ったせいで、ペースが上がらなかったのかも知れない。
帰宅後、ストレッチを少し念入りにして、帽子のせいでぼさぼさになった髪を洗い、膝の怪我があるのでシャワーは使わずに洗面所の流しに頭を突っ込んで丁寧にシャンプーを流した。ドライヤーで乾かし、髪をある程度整えてからスーツとネクタイ。まぁまぁの格好を整えて、職場の退職予定者の送別会に出かけた。一流のホテルの一室を借りてやるとのこと。ステージで演奏があると聞いていた。
途中、デパートの紳士服売り場によって、修士課程を卒業し就職予定の甥っ子に就職祝いのネクタイを選んでから、会場に向かった。
楽しそうに演奏していらしたが、ちょっと雰囲気になじめず。何だかわけの分からない宴会だった。多分、私には場違いというか、居ない方が良かったのではないか。
帰宅してから妻とビールを飲み直した。とりあえず、宴会の予定は一通り片付いたと思う。財布の中身がほぼ空になった。