生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ロックン仁義

喉頭部の腫瘍の療養を発表して以来、キヨシロウの消息を聞かない。心配である。
そのアルバムは怒りに満ちていて、「国を挙げてのお葬式」が歌われている所から、平成の初め頃にリリースされたのだと思う。
原子力発電所を皮肉る歌を、レコード会社が発売を拒否した。トウシバEMIは親会社が原発にも手を出しているから。そういう事情と思う。キヨシロウはトウシバに楯突き、そのような歌を作った。
「好きな歌さえうたえない、替え歌のひとつにもいちいちケチを付ける。嫌な世の中になっちゃった。」
そういう感じ。
歌いたい歌を自由に歌う権利。歌いたくない歌を歌わない権利。私はその二つは組だと思う。
国歌は誇らしげに歌ってこそ。どうしたって歌いたくないと云う人は、歌わなくてよいと私は思う。
将来、私は自分の国に誇りが持てなくなることがあるかも知れない。その時に、おまえは国歌を歌わないから罰する、と云うような世の中になっていては困る。