生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

タミフルの専門家とは?

専門家の意見が出ていないらしい。
添付書類を見る限り、予防効果にはかなり期待が持てる。但し、効能・効果にある予防に用いる場合をみると、投与の対象となる人はかなり限られる。患者と同居している人の中で、
65歳以上の高齢者、慢性の呼吸器・循環器疾患患者、代謝性疾患患者、腎機能障害患者
となっている。
果たして、新型インフルエンザはやってくるのか。そしてその時に、この薬は効果を発揮するのか。
この問題の専門家は、必ずしも感染症研究者とは限らない。公衆衛生、疫学の専門家、小児科、精神科、薬理学、生化学など広い範囲に及ぶだろう。
大地震の予知とちょっと似た印象をもつのだ。
結局、予知は現段階では不可能。しかし、地震はときどきやってきて、大なり小なり被害を及ぼす。
新型インフルエンザはどうか。厚生労働省の予測では、最悪のケースで2000万人が罹患し、65万人の死者がでるとのこと。(ソースは失念)
感染症研究者が相当な危機感を持っていることは存じているが、世界の存続に関わるというのは大げさに過ぎるのではないか。
実際に、新型インフルエンザの流行が人国内で認められたら、添付書類の仕様上の注意を拡大解釈して、一般市民もタミフルを予防目的で服用することになるのだろうか。