生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

年金の情報システムの問題

佐藤一郎先生のWeb日記(http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/diary.html)の2007-06-06で、社会保険庁の年金管理業務を請け負うソフトウエア企業とお役人の関係が興味深い。

(前略)ちなみに社会保険庁の情報システムは、政府系の情報システムでは郵便貯金の勘定系システムに続いて2番目に高いシステムになっており(どちらも某企業とのデータ通信サービス契約のはず)、社会保険庁の場合、某企業とのデータ通信サービス契約は年間800億円程度かかっています(去年はもっと多いはず)。 7000万人分程度の情報を扱うので巨大システムになるのはわかりますが、この費用がが高いか安いかも当方には怖くて判断できません。また、これだけ高額にもかかわらず、(後略)

「ちなみに」を繰り返しつつ、話しは少しずつ核心に近づく。
手書き書類を電子化する過程で、大量の記入漏れなどが発生したようだが、結局、システムそのものやお役人の勤勉さより、データの扱い方に対する見識が問題だったのではないか。
私はかつてドリームネットの会員で、途中でISPをOCNに強制移転させられた。彼らは私の顧客情報を移動させる際に、あろう事か、私の「氏名」を間違えた。僅か数年前に、おそらくすでにデジタル化された情報をやりとりするだけで、こういったおかしなことが起こるということを知った。面倒くさいから、いちいち訂正せず。だいたい、なんでその様な間違いが発生するのか、全く理解できないので、ほったらかしている。
(佐藤先生、日付ごとのid属性が間違っていますよ)