生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

「公開」を選ぶこと

去年の今ごろ、私はヤフーのブログで起きた揉め事のまっただ中にいた。真ん中ではないにせよ、中にいた。
ヤフーブログには「転載」という仕組みがある。他にも妙な仕組みが色々あるが

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というような不可解な仕組みのなかで、際だっているのが「転載」である(と思う)。
ヤフーブロガーは他のヤフーブログユーザーの書いたエントリをそっくりそのまま自分のブログに持ってこれる。される側から見ると掻っ払い、する側から見るとコレクション。私は未だにその意味がわかんない。しかし、自分のエントリの転載を他人に勧めておきながら他人のエントリの転載は体に悪いから止めた方が良いと進言する奇妙な人に出会い、私は大変大きな影響を受けた。未だにそのショックから抜けていない。(奇妙な人を見かけると、彼を思い出す。)
私は彼に対して冷淡に接してしまい大変心残りだ。一方で、ブログのコメント欄を論議の場に提供し、夜通しおつきあいする数々の親切なブロガーたちを目撃した。
かつては転載し放題だったヤフーブログだが、転載の可否がデフォルトで「否」となり、転載は余り有効な道具ではなくなったようだ。
ブックマークの「非公開」というアイディアを考えた時に、ヤフーの転載を巡る騒動を思い出した。
私はヤフーの転載機能がデフォルトで「不可」となったあとも、自ら「可」を選んで転載可のエントリを投稿し続けた。もちろん、誰も転載などしない(筈)。素晴らしいエントリも幾つかある筈だが、誰も見向きもしない。