生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

胡散臭い

どうにも胡散臭いと思っていた。「まごころで配ると、誠意が伝わる」な訳ないよ。宣伝のティッシュ配りに真心も誠意もあるんかいな。大体、あの黒ずくめのショッカーみたいな連中を整列させて、まごころでティッシュ配るおねいさんがスピーチしているっていう状況が、何となく教祖っぽくて嫌な感じ。まぁ、単に印象づけるのが目的とはいえ。いや、むしろ、たまにはババーンと、とか云って、多重債務予備軍を釣るよりマシか。
一方、視聴率というのが、市民の生活に与える影響は、意外に少なくない。どうにも嘆かわしい番組が続くのは視聴率が取れているからである。視聴率は、マスコミュニケーションが我々に何を伝えるべきかを判断する一つの基準となるわけだ。だから、視聴率の調査は慎重、且つ公平であらねばならぬ、と云う理屈が成り立つ。
視聴率調査に不正をはたらくのは、自分の首を自分で絞めるようなものだと思う。調査結果が発表され、見るからに下らないスペシャル番組が、不正操作の対象になっていた。実に下らない。
昨日辞任した、元会長は、事件が発覚したときに、こう言ったはずだ。
「我が社に不心得者が現れて、、、お騒がせしたこと、誠に申し訳ない。」
最高経営責任者がわびるべきは、会社の経営に目が行き届かなかったことであり、個々の社員の不心得をわびるべきは、社員のお父ちゃんかお母ちゃんで十分だ。こいつはなんだか分かっていないようだなと思った。
思っていたら、ショッカーの親分は、盗聴事件で捕まり、不心得者の親代わりにわびた最高経営責任者は辞任。
マスコミの目指すところは、視聴者を暗示にかけ、儲けること。ではないはずで、胡散臭いと感じる心を大切にして、結局は、下らないと思う番組を見ない。と云うことが、マスメディアに対する私の責任だと思うわけ。