生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

メモ:トラブルシューティング

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1. New Product! - Crescendo/ZIF G4 800MHz & 1.0GHz for B&W/PCI Graphics G4
ついに完成!B&W/ヨセミテ対応ハイエンドG4アップグレード!
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(中略)
B&W G3, 初代ヨセミテG4タワーは、すでにUSB, FireWire, ATAといった現行機種の持つインターフェースを備えており、RAMの拡張性も高く、CPUさえ高速になれば、まだまだ現役で現行機種に匹敵する性能を発揮できるモデル。これでデジカムやiPodはもちろん、高速ストレージ、スキャナー等のデバイスもスピードアップ、最新のiLifeアプリもずっと使い勝手がよくなることを体感してもらえると思います。両モデルともモトローラ製745xシリーズのPower PC G4 チップを採用。256KのL2キャッシュと1MBのSDR L3キャッシュを搭載しております。
インストールはこれまでのCrescendo/ZIFシリーズ製品に比べると、若干手順が増えますが、マニュアル(日本語)を参照しながら行ってもらえれば、一般ユーザーの方でも簡単に取り付けられる設計となっています。ぶっちゃけCPU交換だけなので、今使っているほかのデバイス、拡張カード、 HDD、OS、アプリなど、基本的にはぜーんぶそのままで大丈夫です。(OS XはベージュG3はJaguarまでとなります。B&W、ヨセミテG4はPantherまでOK。ベージュ用のPanther対応ドライバは現在開発中です。もうちょっと待ってね)。
Crescendo/ZIF G3 & G4シリーズはこれでクロック別に以下の5機種となりました:

  • G3 500MHz/1MB cache (製品型番:EG3-500-1M)
  • G4 500MHz/1MB cache (製品型番:EG4-500-1M)
  • G4 700MHz/1MB cache (製品型番:EG4-700-1M)
  • G4 800MHz/1MB cache (製品型番:EG4-800-1M)
  • G4 1.0GHz/1MB cache (製品型番:EG4-1000-1M-U)

注)1GHzモデルで、製品型番がEG4-1000-1M(末尾の-Uがないもの)となっている製品はベージュG3にしか対応していません。B&W, ヨセミテには非対応の旧モデルですので、ご購入の際には、必ず確認して下さいね。

http://www.tegjpn.net/enewsletter.htm (Sonnet e-ニュースレター1月号)

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2. Tech Tip – Encore/ZIF G4 700MHz, 800MHz and 1.0GHz

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毎回、Sonnetのテクニカルサポートに報告されたトラブルの中から、ピックアップして、その考えられる原因と回避方法をご紹介しています。今回は700MHz以上のハイエンドCrescendo/ZIF G4モデルをPower Mac G3 B&Wもしくは初代PCI Graphics Power Mac G4(ヨセミテ)にインストールした際に、マシンが起動しなくなった、スクリーンが真っ暗、起動音がしない、というトラブルについてです。

該当製品
Crescendo/ZIF G4 700MHz, 800MHzおよび 1.0GHz
該当対応機種
Power Macintosh G3 Blue & White. Power Mac G4 (PCI Graphics), Macintosh Server G4 (PCI Graphics)
症状 1
Crescendo/ZIFプロセッサカードをインストールしたが、電源ボタンを押しても起動しない。起動音もしないし、モニターにも何も映らず真っ暗なまま
考えられる原因
G3 Blue & Whiteと PCI Graphics G4は、どちらもCrescendoカードをインストールする前にAppleブートROMにパッチを当てる、ソフトウエアパッチをインストールする必要があります。カードをインストールする前に、これをやっておかないと、コンピュータがCrescendoカードのプロセッサを認識しません。
回避策 1
Crescendo/ZIFプロセッサカードおよび付属のジャンパーブロックを(交換していたら)取り外し、元のプロセッサとジャンパーブロックに取り付け直して下さい。OS 9.x環境で起動し、付属のマニュアルの2ページ目の指示に従って、Crescendoカードの換装前に必要なソフトウエアをインストールします。もし、Macintoshが元のプロセッサに戻してもうまく起動しない場合は、次の症状2を参照して下さい。
症状 2
元のプロセッサ、ジャンパーブロックに戻しても、マシンが起動しない。電源ボタンを押しても起動音がせず、スクリーンも真っ暗なまま。
考えられる原因
ハードウエアのインストールの前に、必要なソフトのインストールが完全に為されていない場合、その過程のなんらかのセッティングがPRAMに記憶されてしまい、そのため元のプロセッサでもうまく起動しないことがあります。
回避策 2
この場合は、まずPRAMをリセットして下さい。PRAMをリセットするには、PRAMのバッテリーをロジックボードから抜き、その状態で1時間半から2時間ほど放置します。PRAMのバッテリーは、ロジッックボード上にある唯一のバッテリーです。AAの電池と同じ太さで、半分くらいの長さのバッテリーを探して下さい。指定の時間置いたら、バッテリーを元通りに装着し、その後、回避策1で紹介した手順で、ソフトのインストールを最初から正しく行い、その後ハードウエアのインストールに進んで下さい。

http://www.tegjpn.net/enewsletter.htm (Sonnet e-ニュースレター3月号)