考えてみると、たかがメールソフトに、HTMLエンコーダ・デコーダとしての機能を付けるというのは、なかなかすごいことだ。
そのHTMLがstrictというなら、何か別のことを考えるかも知れないが、そういうわけではなさそう。
この事態の改善のためには、ソフトウエアメーカーが、HTMLメールのサポートを止めるか、少なくともデフォルトでオプション扱いとするのが一番効果的と思う。しかし、それは非現実的というか望み薄であるから、別のことを考える。
あとは、無意識に使っている人に啓蒙すること。それがセキュリティ上、拙い、他人に迷惑を掛けるものだと宣伝する。セキュリティと云う言葉に、多くの人は敏感に反応するだろう、と云う、楽観的な予測に基づく。
私の受け取るメールの８割はスパムで、国内のスパムにHTMLメールはほとんど見かけない。
海外から来るスパムの半分以上がHTML形式である。
親戚などから時々、小さなフォントでメールが送られてくることがある。
女房のアドレスに来るメールの半分は携帯メール、残り半分の大半はスパム。ということで、HTMLメール自体に接する機会がそれほど無い。
