生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

公平性が疑わしい

厚生労働大臣が、副作用を調べている厚生労働省研究班のメンバーから、当該製薬会社から寄付を受けている研究者を外す方針を固めたらしい。理由は、いささかも、公平性において疑われることのない態勢を構築して見直しにあたらせたいから、とのこと。
要は、起きている事態が副作用によるものかどうかを判定することである。
そして、副作用であるなしにかかわらず、異常行動が起きる仕組みを解明すること。
インフルエンザでタミフルを処方されている人に(それが薬の副作用かどうかは別にして)異常な行動が起こる可能性が高まることは間違いなさそうだ。
薬はすでに承認を受け、処方されている。
今までの研究班は公平性が疑われるという判断なのだ。言葉の字面は同じになるが、誰が誰を疑うのか、は重要な点である。
厚生労働省が疑っているのか。
今回話題になっている横市の小児科教授がどのような方か存じ上げないが、怠慢で責めを負うべきは厚生労働省である。責任を研究者に転嫁するようで、割り切れない。
誰が疑っているのか。異常行動の事故に遭った人たちか。責任者は、現時点で分かっていることをきちんと説明しなくてはならない。
官僚たちの不手際を、研究者に転嫁しているのではないか。
証拠が何処かにあるはずだ。情報公開が大変遅れている。