ノートパソコンには大抵トラックパッドが付いているが、あれは何のためだろう。
先日、ミュージシャンの坂本龍一氏がテレビに出演し、爆笑問題とやり取りしていた。番組自体は大変面白かった。それぞれがお気に入りの音楽を持参し、色々と話をする。音楽のもつパワーについての話は大変興味深かった。
爆笑問題の二人がCDを数枚ずつ持参していたのに対し、坂本氏はMacBookProを持ち込んで、iTunesのライブラリから曲を選びつつ番組は進む。対談の途中でも坂本氏の指は常にMacBookProのトラックパッド上にある。彼は人差し指と中指二本を上下に動かす。これはもう癖のようなものに見えた。つまり、その動作はiTunesのウインドウを上下させるスクロールウィールと同じである。たまには手を放せと爆笑問題の太田に突っ込まれていた。
別の番組で以前演奏中の坂本氏を見たことがある。彼は左手でトラックパッドを操作しつつ右手でキーボードを演奏していた。彼は外付けのマウスを使わない。
私は普段MacBookProにいろいろなものを繋いで使っている。外付けのキーボードに液晶モニタ、バックアップ用のHDDドライブ、そしてトラックボールとペンタブレット。
但し、作業机を離れるときは、全て置き去りにする。裸のMacBookProを持ち出す。
MacBookのトラックパッドはなかなか使いよいのだ。
パソコンユーザーの多くはちゃちな外付けのマウスを繋いでいる。あれは何故だろう。
