生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

眼科受診・酒蔵開き・育児休暇について

雨の予報が出ている土曜日。
自宅で仕事を片付けられるように、幾つかの道具を持ち帰っていた。
少し寝坊して、犬と散歩に出た。曇り空だが、時々日が差す。穏やかなお天気。ジョガーが走っている。皆、雨が降り出す前に走るつもりでいるのだろう。
午前中に眼科を受診した。
眼鏡を外したときのぼやけ具合がかなりすすでいるように思い、受診の必要があると思った。
眼科医が言うには、老眼が進んでおり近用のレンズは少し度を強める必要があるが、遠用はほとんど変わっていないとのこと。乱視の度を少し強めてもらうと見えやすくなったので、そのような処方箋を出してもらった。
眼科はわりと空いており、待ち時間はほとんど無かった。
昼前に帰宅し、昼食を済ませてから近所の眼鏡屋に行った。眼鏡とレンズをセットで売るチェーン店であるが、フレーム持ち込みでレンズ交換にも応じてくれる。処方箋を見せて、2つの遠近両用(丸めがねとサングラス)それから、近用(八角形)の3つを持ち込み、レンズの説明を受けて交換をお願いした。レンズが届くのに一週間ほどかかるとのことで、来週また出直すことになった。眼鏡屋を出たときに雨粒が落ち始めた。
雨脚はすぐに強まり、その後は土砂降りに近い状況となった。
眼鏡屋の向かいに酒蔵があり、酒蔵開きをやっていた。原酒の直売などしているらしい。一旦家に帰って、次女に酒蔵開きに行くか?と尋ねると、大喜びで付いてきた。家から歩いて5分ほどである。雨の中二人で出かけた。小さなおちょこで味見させてもらえる。飲みたい人は食券を買ってお金を払って飲むか、或いは直販のお酒を買って帰り家で飲むか。濾過していない原酒を買って帰った。冷蔵保存で賞味期限は一週間とのこと。大変美味しいと思った。次女も大いに満足していたようだ。甘酒を買って飲みながら帰った。少し甘すぎるように思った。
夜半過ぎまで激しい雨が続き、ジョギングはお休み。昨日も休んでいるので二日続きで休みである。
夕食は、おでん。買ってきた日本酒を次女と飲んだ。こういったお酒が手に入るなら、蔵開きというのはとても有意義なイベントである。


育児休暇を男性が取ることについて、ちょっと書くことにする。
私は出産、育児に積極的に関わろうとしてきた。最初の出産が海外になるという事情があった。渡航する前に、市の育児教室のようなところに行ったが、男性で参加していたのは私一人だけだった。
渡航後、産婦人科を受診し、米国では夫婦で受診が当然のことで、ラマーズスクールに通うことになったが、これも夫婦で参加が原則である。もちろん、よほどの事情が無い限り出産には夫が立ち会う。夫は妻を励まし援助するCoachの役割が与えられ、生まれてきた赤ん坊の臍帯をハサミで切り離す作業を命じられる。(それは医者の仕事だろうと私は思ったが)
出産翌日には母子共に健康で退院する。そこからは病院は頼れないので、夫が家事一切をやりながら、赤ん坊の面倒を見ることになる。結局、私は一週間仕事を休んで、妻と赤ん坊の面倒をみた。米国では夫がそのようなことをするのは当然で、逆に出産に立ち会わないと何かたいへんなことが起きたのかと訝られる。
その後、日本から私の両親と妻の両親が入れ替わりでやって来て、手伝ってくれた。
妊婦はおおよそ一ヶ月ほど、身体を休める必要があると信じられている。一ヶ月過ぎると床上げと言うそうだ。徐々に家事に復帰する。
と言うわけで、大変順調にことが進んだにせよ、夫婦が二人で解決しようとすると、少なくとも一ヶ月は夫が休暇を取って家族の面倒を見て家事をこなさなければならないことになる。
幾ら頑張っても、出産を肩代わりは出来ないので、そこのところは妻に任せることになるが、夫婦ともに働いているなら、お互いが休みを取りやすいタイミングで出産を迎えるように計画的にやるべきだろう。
問題は、そこから。幾つか選択肢があって、どうするかは夫婦で話し合って決めたら良いが、とにかく子供の面倒を見なければならない。それは恐らくその後10年以上続く。夫が面倒を見るか、妻が見るか、誰かに頼むか。
一般的には、誰かに頼むか、妻が面倒を見ると言うことが多い様に思う。イクメンを自認するなら、妻に働きに出てもらって夫が仕事を休むという選択肢も検討すべきだ。育児休暇制度は、そのようなことを実現可能とする制度とすべきであって、育児に関しても両性は平等であるべきと私は考える。
我が家では、最初の出産が米国で、長女が1歳半までそこで過ごした。途中で次女を妊娠し、臨月近くで帰国し、日本で二人目を出産し、結局4人の子供を育てている。
妻が専業主婦の立場であったので、育児の大半を妻に任せることになったが、夕食時に職場から自宅に戻り、一緒に夕食を摂って子ども達を風呂に入れてから職場に戻るという生活を10年ほど続けた。職場の上司の理解があったので、そのようなことが実現した。また、そうする前提で生活設計をしていた。
子ども達を風呂に入れる必要が無くなって、ようやく夫婦お互いに自分のやりたいことを少しずつ出来るようになったと思う。私は夕食を家族と摂らないことが多くなり、妻はアルバイトに通い始めた。
とにかく、育児は大変時間が掛かる。2ヶ月の育児休暇はそのスタートに過ぎない。
と言うようなことを思い出しつつ書いてみた。