生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

県立美術館帰りにスシを食す

少し早めに、といっても深夜を少し廻っていたが床に就いた。
4時50分に目覚めるつもりで目覚ましを合わせていたら、2時頃に一度目が醒めた。いくら何でも早すぎるので寝直して予定通りに起床した。
妻が用意してくれていた朝食を暖め、自分でコーヒーを入れて、予定通りに家を出た。
辺りはまだ暗く、空には星が瞬いている。目立つのは木星。そして、アークトゥルス。北の空には北斗七星が見える。
電車に乗り、昨日と同じルートで試験会場に向かった。
試験場の前には、他学の教員や予備校の講師が大勢屯している。
自分の教え子達を見つけて声を掛け、袋詰めした菓子を手渡す。そのうちに数名の同僚が来て、少し賑やかになった。
受験生の集合時間である8時50分に現場を離れ、帰途に就いた。
梅田に寄り道した。隠していても仕方が無い。
昨日、うとうとしているうちにイヤホンをなくした。三ノ宮のカレー屋で昼食を済ませ、店を出たときに見当たらないのに気づいた。すぐに店に戻り、忘れ物がなかったか聞いたが分からないとのこと。電車の駅長室で問い合わせると、届出があれば明日の10時以降に梅田駅の忘れ物係に届くはずとのことだったので、本日帰り道に梅田駅の担当窓口に立ち寄ったが、見つかっていなかった。
梅田の迷路のようなコンコースを抜けて、ヨドバシに向かい、3階売り場でイヤホンを見た。実物を視聴可能な状態で展示している。
その中で、候補となったのは、

或いは、亡くしたnu force BE6iをもう一度買うか。
店で音を聴くと、どれもとても良く聞こえる。自分で使っていてnu Forceはたいへん響きが良いと思った。2つのイヤホンを使い分けるときに音の良さは結構重要なファクターだ。
jaybirdはとても小さい。邪魔にならないし目立たないので好ましく感じる。UAはスポーツ用として企画されており、防水性などは信頼できそうだ。値段も他より少し安い。
色々と考えた末、買うのを止めた。
とりあえず、使えるものが1つある。iPhoneがイヤホンジャックを廃止したので、この市場は今後ますます広がると思う。更に値段が下がり選択肢の幅が広がるだろう。資金が十分でない今、わざわざ買うことはないという結論が出た。しばらく様子見である。
娘に連絡を取り、兵庫県立美術館に向かった。
アドルフ・ヴェルフリの「二萬五千頁の王国」という展示が最終日である。娘が学校で招待券を手に入れたので、一緒に見に行くことにした。
アウトサイダーアートというカテゴリだそうだ。

なかなか解釈の難しい、しかしながら圧倒される情報量の絵というか模様というか、年代順に展示されている。ヴェルフリが何のためにこれを描いたのかが分からず、なかなか受け入れがたい。無条件に受け入れるには情報量が多すぎる。ドイツ語と思われる言葉が書き込まれている。意味が分かればもう少しスムースに入ってくるのだろう。睡眠不足と眠さもあって、私の頭が彼の絵を受け入れることを拒否している。最初の何枚かは興味深く見たが、そのうちに脳のフィルターに沢山の情報が詰まって流れなくなってしまった。
かなりグッタリとした気分になり美術館をあとにした。
その後、電車で三ノ宮に出て、JRガード下の寿司屋で昼食を済ませた。

なかなか食べ応えがありまた結構安い。長女も満足したようだ。
甘いものが欲しいというので、そごうの横のアイスクリーム屋に寄ってから帰宅。
余りに眠く、疲れていたので2時間余り畳の上で横になった。目覚めたときには褥瘡ができているかと思った。
夕食後、ジョギングに出た。
体調が分からず。少なくともとても調子が良いとは思えなかったが、とにかく走りに出た。
鳴尾御影線を走り、芦屋川から二号線へ。天井川沿いにJR沿いに出て山手幹線から阪急御影駅を廻り、動物園裏を走って聖母を見上げた。

新神戸から北野坂へ。坂を下りて旧三ノ宮ダイエー前から旧西国街道に入った。

西灘から旧西国浜街道へ。トボトボと走って帰ってきた。
決して調子は良くなく、スローペースに終始したが、それでも走りきったことに意義を見出すこととする。
32.62km, 3h25m58s, 19872cal, u/d 226m. 8°
明後日、もう一度30キロを走り、あとは体を休めて本番に備えるつもりである。

ウトウトとしているうち

2月最後の週末は、例年の行事である。
tomomi.hatenadiary.com
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昨日は、買ってきた菓子(チョコレートと飴が主)を小袋に仕分けた。作業していると、息子が自分も欲しいというので、勉強する人にあげるのだと言って一袋渡した。次女がいうには、先生の心がこもっていて羨ましいとのこと。心を込めてはいけない。それではセクハラギリギリになる。
150袋ほど用意し、そのうち80袋をカバンに詰めた。
5時過ぎに家をでると、満天の星空。蠍座が南中。木星が明るく、春の大三角形が見える。各駅停車は意外と混んでいる。
ずいぶん寒いと言うことを忘れていた。
1時間半余りで会場前に到着した。集合時間まで1時間以上ある。天気は良いが、冷え込んでいる。
同僚が数名来た。去年は私と研究室の助教の二人だけだったと思う。今年は少し賑やかになった。
懐かしい顔を見かけることが出来た。
20分ほど余して、小袋は全て捌けた。
小袋を手渡しながら、いろいろな感情が去来する。
余りに複雑である。お互いに、6年間を費やしてきた成果である。果たして、私のパフォーマンスは十分であっただろうか。もっと何か出来たのではないかというようなこと。
小袋が無くなった後は少々手持ち無沙汰となったが、集合時間まで待って会場を後にした。職場に戻り、夕方から院生に講義である。移動中にウトウトとする。ウトウトしている間に幾つかトラブルがあったが、何とか乗り切ったというか何というか。
次女の友人が泊まりに来て、心尽しの料理で歓待した。ワインを飲んだので、走らなかった。

見えない方が少し幸せ

前髪に白髪が増えて来た。

遠目には黒いが、洗面所で鏡に映すと数ヶ月前よりずいぶん増えている。

そのような事を気にかけるのは、一二年後の自分の姿に外挿し、年老いつつある姿をイメージするからだと思う。

鏡の前は自分の老いに向き合う場所である。

 視力はもともと宜しかった。視界に入るものは何でも見えていた。メガネが必要となることもなかった。

全てが見えているつもりで生活していたが、そのうちに実は細かいものが見えていないことに気づいた。

視力が落ちているのである。以前なら読み取れていたものが読み取れなくなっている。時間をかけたり、目を細めたり、近くに寄ったり。初めは左右にずれて見える乱視。その内に近視が加わり、この頃は少し縦方向にもずれる。

加えて、手元の細かな文字を読み取るのに苦労する。と言うか、読めなくなっている。

メガネを掛ければ日常生活に困ることはない。

矯正すれば自分が期待する視力は出ている。

然し乍ら、眼鏡が邪魔な時やメガネがない時は、少々困る。未だに二重焦点に慣れない。

生活動作により何種類かのメガネを取り替えている。視力が十分でなく不自由に感じるのは、元々視力が良くて何でも見える状況に慣れていたから、或いは見えないことに慣れていないからである。恐らく、一般の「目が悪い」方よりは余程見えていると思う。見える物を何でも読み取ろうとするから見えないことが気になるのだ。

初めから、少し見えないとわかっている方が方が気が楽である。処理すべき情報をあらかじめ制限して、処理の負担を減らすのである。

暗くなってから掛けるサングラスもそのようなもので、度が入っているので焦点は合うが、細かな所は見る必要が無くなる。現実には、薄暗い所で細かな何かを見分けねばならない事はむしろ稀なのだ。側から見るほど不自由なものではなく、寧ろ合理的で快適であると言える。


朝早くから神戸の山奥の仕事。

引き返してからは、勉強会や研究実習の指導など。

帰宅後はたくさんのお菓子を買いに量販店へ。それを小袋に詰めて、明日の準備をした。毎年の行事である。

講義の準備のこともあり、走らず。

三女とお話し。もっと時間をかけて、じっくりと話を聞く必要があると感じた。

 

会議

朝早くから出勤。
試験監督を依頼されていた。
途中抜け出して会議。会議のあとも会議。
会議の後片付けのミーティングで宿題まで頂いた。少し帰りが遅くなった。
眠いのである。久し振りに電車で乗り過ごしそうになった。
朝が早かったせいであると共に、次女と長男が夜更かしする影響を受けている。
帰宅すると、息子が居間で勉強している。従来は私が仕事をして居た場所を使っている。あとで化学を教えて欲しいという。
酸化と還元が試験範囲とのこと。いくつかの代表的な酸化剤、還元剤の半反応を覚える必要がある。それさえ覚えておけば、長男は理解力、応用力は有るので特に教える必要は無い。幾つか例題に取り組んで、練習すればできるようになるはずである。出来るつもりになるのが宜しくない。実際に解いてみることが必要だ。
残念ながら、あまり得意な分野ではないので十分な助言は出来なかったかもしれない。
ミーティングの宿題と、講義の準備と息子の試験勉強と、時間が遅くなったこともあり、どうしたものか少し迷って走り始めた。
時間が足りない。
山に行くつもりで走り始めたが、どうにも調子が悪かった。悩みつつ、北高の坂を上り、そのまま下って帰ることにした。
帰宅してからは、軽く筋トレ、入浴して息子の勉強に助言。
体調が良くなかったか、疲れが溜まっていたのか、週末も忙しい。
無理は禁物である。

酒蔵

神戸から西宮に掛けて、醸造業が盛んである。兵庫県でお酒に向く米が取れるのに加えて、宮水と呼ばれる酒造に向いた地下水が出るそうだ。我が家の近所にもいくつか宮水の井戸がある。
東西に酒蔵通りが通っていて、道沿いに酒造メーカーが軒を連ねる。灘五郷と言うそうだ。
時々ジョギングコースが酒蔵巡りになる。
何となく清潔で、雰囲気が良いのだ。
それらの酒蔵の日本酒を買って飲む。4合瓶でせいぜい1000円くらいの物を選ぶ。余り沢山飲むわけで無いので、一本買うと一週間以上楽しめる。
菊正宗、櫻正宗、浜福鶴、沢の鶴、日本盛に白鷹、大関、白鹿など、いろいろ買ってきて飲み比べている。
今日は福寿を買ってきた。
お酒を選ぶときに、その酒蔵がある場所の雰囲気や工場の様子を思い浮かべながら選んでいる。