生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

伸ばした肘のたるみ

夏になって、半袖の服を着る機会が増える。
私は職場でかなり自由な立場と思っている。講義の時は原則ネクタイを締めているが、それ以外の時は相当緩い格好である。
緩いと言っても、長ズボン(大抵はブルージーンズ)に襟のある服。ワイシャツなら必ず長袖。または半袖のポロシャツ。休日に出勤するときはTシャツの場合もある。
職場はかなり自由で、平日でも学生の視線も気にせずに、すねを出したり派手なTシャツを着る人もいる。
私の髪が少し長いのも、すててこアロハよりは増しと思う。
半袖を着る時期に、前を歩いている同僚の肘が見える。伸ばした肘の皺の寄り方や皮膚の弛みを見ると、老化を実感する。隠しようが無い気がする。自分の肘を同じように見ることは難しいが、大差ないに違いない。いくら体を鍛えても、如何ともし難い部分だと思う。
その様なことに気づき、自分の姿を想像すると、ややガッカリする。
息子は今日も起きられず、午前中は休んだそうだ。夏休みで講習があるらしい。サボりである。親の立場とすると、教育やら躾やら期待やら、そういった立場で接してしまう。一度、ニュートラルな立場の人に話を聴いてもらい、間に入ってもらうことは有効だろう。
プリンを六つ買って帰った。


夕食を済ませてから走った。長袖アンダーシャツとロングタイツを穿いている。走り始めてすぐに、大変調子が悪いことに気づいたが、走り続けた。
臨港線をゆっくりと西へ向かい、43号線に出てさらに西へ。住吉川の堤防に上り、西側を川沿いに走る。けっこうな上り勾配である。新落合橋を渡り、甲南大学の横を通り、地蔵様から住宅地に入る。山麓リボンの道と言うらしい。小路八幡神社から降りて、その後女子大女子校の坂を上り、開森橋を渡り、宮川沿いを下って山手幹線に出て帰ってきた。
18.90km, 2h4m55s, 1168cal, u/d 188m 29°C
最後は少し気持ちよく走ることができた。

腹の具合

土曜日は、犬と散歩してから仕事に向かった。
週末はバイクを利用する。ちょっと暑くて信号待ちのことを考えると気分が萎えて職場まで、高速道路を使った。
私のバイクはV型4気筒エンジンで1200ccある。跨がっていると両膝の間に大きなエンジンが熱を発する。その前にラジエターがあり、エンジンが熱くなるとファンが回り出し熱を放散する。放散した熱は私の両足を温める。ちょっと熱くて長くは入っていられない風呂に両足を浸している位の暑さである。真夏にバイクに跨がることはかなりの難行なのである。
職場では、やらねばならないことは色々あって、そのうちのほとんどは期限付きである。気が急く。
教科書の翻訳の仕事を引き受けていて、慣れない仕事で苦労している。これは慣れが必要だ。
職場の図書館で参考になる本を見つけて借りた。
帰りは一般道を通り帰宅した。
私ひとりで他の家族が誰も居ないと思い、犬と散歩へ。新月の時期で満ち潮である。夙川の河口付近は干満の影響を受けて水位が上がる。
散歩を終えて夕食を済ませて、ひと休みの時間にJリーグの試合中継を見た。大阪が大変強い。
長男は部活のあとに友人と芦屋の花火大会を見に行くといっていた。スマホが無いと困ると言うが、一昨日から取りあげている。無ければ無いで何とかなることを知っているので、返して欲しいという要望を放置している。無事に花火大会を見に行ったようだ。
夕食の片付けをしていたら、花火の音が聞こえてきた。
着替えて走った。山へ向かった。丁度花火が終わった頃合いで、浜の方から人々が川沿いに歩いていた。走るのに邪魔なほどでは無い。川沿いを走り、2号線を右折して建石筋に入り、山手幹線から住宅地の中を直進し、苦楽園で川沿いに出て、手前の踏切を渡ってそのまま川沿いを駆け上がる。銀水橋の手前の石段を登って後はいつもの山登りのコースである。イノシシと揉めないように細心の注意を払いながら走る。といっても、自分の進む先にイノシシがいないことを目視で確認しながら走るのだが。危険な場所が何カ所かあるが、実際にはどこで出会っても不思議は無い山の中である。少し左膝と右の背筋の辺りに負担が掛かっている自覚がある。
下ってきて芦屋川駅の構内を抜けるが、普段の50倍くらいは人がいた。給水に予定している自販機が売り切れていないかヒヤヒヤしたが、大丈夫だった。海辺から歩いてくる家族連れや若い男女が目に付いた。浴衣を着ている女性も多かったと思う。
臨港線を走って帰った。
20.49km, 2h07m46s, 1239cal, u/d 465m, 29°
先日よりは気持ちよく走ったと思う。
日曜日
職場には行かない積もりでいた。
朝は犬と散歩に出たが、余り歩きたがらず、普段の半分くらいで帰宅した。
妻は子どもたちと実家に行った。姪に子どもが産まれたので顔を見に行くとのこと。私は仕事を家で片付けることにした。
昼少し前にバイクで家を出て、高校野球の予選大会を見に行った。高校生達の全てを受け入れる姿勢が高校野球の魅力である。試合開始と終了時に整列し、挨拶するのが良いと思う。試合自体は一方的な展開で、コールドゲームとなった。

夕方に走る積もりで居たが、夕食が少し多めで、無理に食べたらお腹の具合が良くなかったので諦めた。
期限付きの仕事が色々とあり、それどころで無いという気分になった。まぁやむを得ない。
自分の仕事場を作ることが出来て、作業の能率は少し上がっている。犬も邪魔しないように気を遣ってくれているようだ。

聴力

蒸し暑い一日。
寝苦しく、少し早起きした。少し早い電車で通勤した。息子は結局朝起きられず、学校を休んだとのこと。
スマホを放り投げて母親に対して凄んだので、母親がスマホを没収した。壊れてはいなかった。数日スマホなしで生活してみるのも良いのではないか。
ゴロゴロしていたが、時間が余って仕方がないようだった。
体調があまり良くない私である。疲れている。寝不足と思う。ゆっくり眠りたいが、やるべき事を諦めることとのトレードオフで、息子のスマホ問題を見ていると事情はそっくりである。
いろいろな揉め事を片付けるのに時間がかかったが、走りに行った。臨港線を東へ。甲子園筋を2号線まで。川沿いを山手幹線に出て、家に戻った。
12.10km, 1h25m50s, 772cal, u/d 13m, 30°
大変ゆっくり走った。


検診の結果が返って来た。
血液検査上は特に異常なし。先日の献血失格で指摘された貧血も問題なかった。
視力が去年より落ちていて、これは自覚がある。メタボリック症候群ではありませんというコメントが付いていた。視力以外はノーチェックである。
だからと言って、来年の検診まで私が無事に生活できる保証はない。検診をする側としては、胴回りが基準より少し大きいくらいの異常を見つけて、アラートを出しておきたいのだ。それで何かあった時のエクスキューズになる。
結果の表を見ていて、去年の検診の時に受診を勧告される異常があったことに気づいた、聴力検査で「所見あり」である。
ヘッドホンを当てた後に説明され、それは手順が逆だろうと思った覚えがある。なんか音が聞こえで、今の押せばいいのか?と思っているうちに検査が終わったのだ。今年の聴覚検査は「所見なし」である。
そのうちに聞こえなくなると思う。今すでに聴こえにくくなっているのかもしれない。
色々と気分が滅入るが、総じて身から出た錆と言えると思う。

走りながら聴いたニュース

良いお天気。梅雨明けが発表されたが、気象庁は間が悪いのでそろそろ雨が降るに違いない。
入道雲は見えたものの、良いお天気だった。
職場は埋め立て地の人工島にあり、対岸よりも気温が二度くらい低く過ごしやすい。私にとって問題なのは、冷房に身体が痛めつけられることである。身体が冷えると吐き気がする。我が家の犬も同じことを感じているらしく、エアコンが効いた部屋には長居しない。
いろいろな仕事を済ませて帰宅。夏至を過ぎ、陽が落ちるのが徐々に早くなっている。駅から自宅までの遊歩道は、朝はセミがたいへんうるさい。夕方はヒグラシの音が聞こえる。セミの幼虫を探す子どもを見かける。
昨日は、色々あって自重したが、今日は走る。
山に上ることにした。タイツやアンダーシャツを身につけず、いつもより薄着にして短パンに半袖シャツで走ることにした。久しぶりである。
遊歩道を走って、夙川駅前のショッピングセンターで個室を借りた。越木岩筋を走り、神社の脇を抜け建石筋に入る。柏堂町の丁字路を左折し北高交差点を右折、リハビリ病院の前を抜け、明治村から山登り。途中、イノシシにであったらどうやって逃げるかを考えながら走った。北高前を下り、六麓荘の貯水池を下って、住宅地からオルゴール記念館前を通って交番へ。この辺は最近見つけた遠回りである。苦楽園筋から日の出坂を下り、六麓荘の丁字路の信号が赤。車が一台止まり、歩道を走る私が追いつくと交差点に何かが置いてある。車のヘッドライトに照らされ動き出したそれはイノシシの親と3匹のうりぼうである。信号が青になり、行こうかと思うがイノシシの行動が読めない。車の運転手も困っている。運転手は直進を諦め左に曲がると、イノシシたちはヘッドライトに釣られて左に動き出した。私は一安心して予定通り直進した。市立芦屋病院前を通り、芦屋川沿いを下った。臨港線に入り家に戻った。
20.49km, 2h14m58s, 1265cal, u/d 475m, 30°
途中二度給水した。暑さはそれほど気にならなかった。
走りながら、ポッドキャストを聴いていた。いつも騒々しいCNNのあと、BBCのグローバルニュース。最後の方に日野原さんの訃報を伝えていた。彼が日本の医療に与えた影響など簡潔にまとめていた。
他には、米国の医療保険制度改革案が否決され,いわゆるオバマケアが当面続く可能性が高いこと。久しぶりにオバマ氏の名前が何度も登場し、現大統領の影が薄かった。


政府の役人が、仕事の記録を残していないことで様々な行政手続きの検証ができない事態に直面している。
政府の役人でない一般企業などで働く多くの人々は、去年の記録が残っていないと仕事にならないと思う。
ルール通りに記録を廃棄しているので検証できませんという政府の説明を真に受けるってどこのカマトトか。
担当大臣なり、首相なりが、出せと言えば必ず記録は残っている。
つまり、担当大臣なり首相なりが、記録を出すなと命令しているというのが今の状況と思われる。
何を揉めているのかよく分からない。

うなり声を聴く

バッハが好きで良く聞いている。ほとんどはピアノ曲である。
子どもの頃、実家に二枚組のポリーニの演奏する平均律のLPレコードがあったが、自分でそれをターンテーブルに載せて聴いた覚えは無い。
誰かが弾く平均律の何曲かをFM放送でエアチェックして聴いたのが、恐らく自発的に意識してバッハを聴いた最初だろう。
私の姉がピアノの練習をしていて、聞き覚えのある曲が多かった。第2集のBWV 871 ハ短調の前奏曲や第一集のBWV 857 ヘ短調の前奏曲もとても耳に馴染みがあるのは、姉が練習していたからだと思う。
大学を出たときに、初めてCDプレーヤーを手に入れたて、たまたま買った4枚のCDのうちの一枚がグールドのゴールドベルグ変奏曲で、以来私はグールドの弾くバッハを聴き続けてる。
彼の演奏は独特で、なおかつ分かりやすい。演奏しながら、一緒に口ずさんでいる。呻っているのである彼自身が気に入ったフレーズを演奏するときに唸っているようだ。うなり声を聴くと、盛り上がりつつ演奏していることが想像出来る。
うなり声が邪魔という人も居るようだが、私はうなり声を彼の演奏の一部として楽しんで聴いている。
新婚当時、私は当直で家に帰らないことがあり、留守番していた妻が彼の演奏を1人で聴いていてうなり声に悲鳴を上げたそうだ。
確かに、知らずに聴くと恐いかも知れない。
平均律の中で、先に挙げた2つに加えて、第一集のBWV 853 嬰ニ短調のフーガ、おなじくBWV 869 ロ短調の前奏曲 とフーガがとくに気に入っている。私は普段どれかを選んで聴くということを余りせず、第一集、第二集を通して聴くことが多いが、BWV853は聴いていてたいへん気に入り、姉に弾いてもらった覚えがある。BWV853は昔FMのクラシック番組でオーケストラ版がテーマ曲として使われていて耳に残っていた。フーガもロマンチックで素晴らしい。
バッハが今の世の中に生き返って音楽を作り続けたら世界はどんな風に変わっていただろう。
もう一曲、ハ短調のトッカータBWV911が素晴らしいと思う。これはわりと最近CDを手に入れた。グールドが呻りまくっている。
他の人の演奏でバッハを聴いてみるが、どうもしっくりこない。私はグールドのバッハを好いている。
一日、疲れて眠かった。睡眠時間を十分に確保したいが、ままならないのは自分の不徳。若い頃から時間の使い方が下手だった。走るつもりで帰宅したが、子ども達といろいろとやり取りがあり、疲れもあって横になって休んだ。二日続けて負荷を掛けたので、一日休んで明日以降また取り組むことにする。
東京で雹が降ったとのこと。
日野原氏の訃報。
野党党首が二重国籍をめぐり戸籍を公開した話など。