生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

全国高校サッカー選手権観戦

訳あって、と勿体ぶるほどのことでは無く、長女がマネージャーになった縁で、地元の高校のサッカー部の試合をずいぶん見た。追っかけといっても良いかもしれない。
そのチームが、県予選で優勝し、兵庫県代表として全国大会出場となった。夏の高校総体予選4位を最後に長女は部活から引退したので、私はOGの父兄という気楽な立場であるが、このチームの公式戦のほとんどを見ている。選手権の予選は準々決勝以外は全て現地で観戦した。
この学校は、人口45万人の西宮市では一番の受験校という位置付けで、長女は受験勉強のため部活動から引退という流れであったのだが、実際には体調不良で今回の受験は早々に諦めざるを得ない状況になったので、余裕を持ってサッカー観戦が出来る。長女のクラスメートの男の子達はセンター試験を目前に控えながら、今も選手として選手権に出場している。ニュースでは、受験勉強とサッカーの両立というような書き方をされているが、それは事実である。しかし、彼らには普段からそのようにしていることの延長である。勿論、大学受験には大きく影響するだろうが、そのようなことも全て覚悟の上であろう。
初出場の公立高校という看板が目立ってしまい、県予選で前年度全国制覇をした有名校に完勝していることが十分に評価されていなかったようだ。初戦は2回戦から。相手はプロチーム注目の逸材を擁する優勝候補である。
試合開始早々に、コーナーキックから失点し、その後も厳しい攻めに晒されたが、ゴール前はグダグダに持ち込みキーパーとディフェンダーとゴールポストの連携で跳ね返す持ち味を発揮し、PKで同点に追いついて風下に立った後半は強豪校を圧倒した。私たちのチームのエースとスーパーサブは相当なもので、しっかりと対策を立てておかないと強豪校とはいえ抑えきれないということなのだろう。
その辺の認識が甘いのは相手校だけで無く、スポーツジャーナリストの皆さんも強豪校の有望選手を追いかけて、得点が入らなかった方のゴール裏でカメラを構えていた。肝心の写真のシャッターチャンスに恵まれたのは二人だけだった。
西が丘のバックスタンドは立錐の余地も無いほどだった。
今日も良い試合を見たい。