妻の実家が、車で30分ほどのところにある。
本日日曜日午前中に墓参りに行くことにした。部活が忙しい息子と次女は欠席である。私が車を運転して出かけた。
普段は大排気量のバイク運転に慣れているので、車の運転になると随分とゆっくりになると思う。また、慣れるまでどうしても左に寄ってしまう。後ろを走る車は苛立つかもしれない。
雨の中、妻の実家からさらに車で20分ほどの丘の上にある墓地に到着した。かなり雨が激しく、花を供えてお参りしただけ。
高校球児はこの雨の中試合をしているようだ。野球は天気が良い方がやる方も見る方も楽しいに決まっている。
その後、私は長女と二人で心斎橋まで出かけた。私鉄の駅で下ろしてもらい、妻達と別行動となった。
梅田で地下鉄に乗り換えて心斎橋へ。三角公園の近くの画廊が目的地である。娘の描いた作品が２つ飾られている。二人で昼食を取ることにして、パンケーキの店に入った。
娘の描いた絵を見て、同じテーマで描かれた他の人たちの絵を見て、娘と別れた。楽器店によってギターを眺めてから帰宅した。
帰宅したときには雨が上がっており、日差しも出てきた。
着替えて走ることにした。自宅を出発して、昨日渡った跳ね橋を逆向きに渡って、西宮浜から甲子園浜、鳴尾浜に渡り、武庫川の河川敷を走り、仁川沿いを上って、甲山キャンプ場経由で神呪寺に出て、後は西宮北高から六麓荘、芦屋川を下って戻る計画である。多分20キロをかなり超えるだろうと思いながら、走り始めた。
昨日もかなり走っており、からだが重い感じである。ペースがよく分からぬままに走り始め、鳴尾浜に入った辺りで立ち止まった。距離にして6キロ付近である。喉が渇き県立体育館に入って水を飲もうとしたが水飲み場がわからず、自販機でドリンクを買って飲んだ。残りはウエストバッグに突っ込んだが、走るのに邪魔になる。前職の時にこの辺は走っているつもりだったが、武庫川の河川敷に出るのに少々迷った。河川敷はほとんどフラットで走りやすそうだが、舗装されておらず、かといって芝生でも無い土の道で、雨上がりで少しぬかるんだところもあり余り走りやすくない。ジョガーはかなりいて、自分のペースを保つ邪魔になる。仁川の分岐までそんな調子で走ったが、河川敷は約10キロもあった。
仁川沿いの舗装道路は狭く、また交差点があって途中何度か信号や踏切でかなり長く待たされた。
緩やかな上り坂で、やっと斜面が見え始めた辺りで19キロ。この調子で予定どおりに走ったら30キロを超えるかもしれない、というか、体力的に今日はかなり厳しいと自覚したので、山に入っていくのは諦め、仁川からまっすぐ自宅に向かって下ることにした。
関西学院の前を抜けて、坂を下り、何とか自宅に帰り着いた。途中もう一本ドリンクを買って飲んだ。
しめて26キロを2時間50分近く掛けて走った。河川敷が思いの外走りにくく、距離も長かったのが意外だった。初めての道をチャレンジするつもりでいたのに、そこまでたどり着けなかったのが残念だった。来週の土日のどちらかで走ってみようと思う。
約３時間走り続けていたことで妻が驚いていた。暑いとは思わなかったが、かなり汗をかいており、帽子のつばから汗がしたたり落ちるほどだった。また、滑りやすい土の道を走った所為と思うが、右足の小指に血マメが出来た。
夕食は私のリクエストで湯豆腐。久しぶりに夕食の食卓に家族が６人揃った。
妻は私の実家に手紙を書いていた。エフワンレースの録画中継を見た。
娘が描いた絵が一枚売れたそうだ。私が狙っていた方が売れてしまい、少し残念である。
