生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

私たちの未来

梅雨時である。
しっかりとした梅雨前線が居座っているようで、天気予報は雨が続いている。実際に降っている。
各地で豪雨被害も伝えられている。特に、九州ではひどいことになっている。
仕事も忙しい。コロナウイルスの感染予防のこともあり、家に篭る日々である。
左膝の裏側の腱か靭帯かわからないが、少し走ると痛みがある。歩くのには差し支えないので、しばらく、多分二週間くらいはウォーキングに取り組むつもりだ。少し早足で歩くのは、もしかするとゆっくり走るより脚力を必要とするように思う。
犬と生活したいと思い、保護犬を我が家に迎えることにした。お世話になった獣医師に相談したら保護活動をしている方を二人、紹介してくれた。そのうちのお一人と連絡を取って、保護中の犬を見せてもらうことになり、息子と妻と車で出かけた。感染症対策という意味ではマスクをしていたが、久しぶりの遠出で、家族以外の人たちと会うことになった。
保護活動は、いろいろ事情で飼育が難しい犬を見つけて、犬の面倒を見るボランティアに預け、里親を探す。保護活動を行っているY氏が公園に三匹の犬を連れてきてくれることになっていた。
家族で相談して、私たちはその三匹の中で柴犬の子犬を引き取ることを考えていた。
柴犬はすでに「未来」と言う仮の名前をもっており、生まれつき目が見えない障害をもっている。生後一旦はペットショップに出荷されたが、障害のために連れ戻されたそうだ。我が家の柴犬も老後は失明していたので、私は少しそのような障害を持つ動物と生活した経験がある。
長女と三女も公園に駆けつけ、皆で柴犬と面会した。
公園での面会の後、是非里親になりたいとY氏に申し出た。同時に連れてきていた他の2匹も里親希望者と面会して、いずれも里親が決まったそうだ。
数日後にY氏より私に連絡があり、すぐに里親に引き渡したいとのこと。木曜日に我が家に犬さんを連れてきてくれた。お話を伺うと、年に100匹程度の保護犬を里親に引き合わせているとのこと。ある程度の医療ケアを行った上で里親に渡すので、一匹の犬を救うのにもお金がかかるとのことである。Y氏は我が家の様子を見て、安心したとおっしゃって帰られた。
犬さんの名前を家族で相談したが、結局仮につけられていた「未来」のままにすることに決めた。
未来は、我が家に来て数時間は大人しくしていたが、いつの間にか元気に歩き回り始めた。目が見えないので、転落には用心しなくてはならない。大変活動的である。
犬と暮らすのは大変楽しい。色々と配慮しなければならないことがあると思うが、今のところはあまり障害を気にかけずに生活している。食卓のテーブルや椅子の脚を見事にすり抜けながら走り回っている。
もしかすると、超音波を出して周囲の様子を把握しているのかもしれない。