生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

8種混合ワクチン

犬の健康のために、毎年予防接種を受ける。
先日、狂犬病のワクチンを打ってもらった。これは「狂犬病予防法」と言う法律に基づく飼い主の義務で、怠ると罰則として20万円以下の罰金が課せられるようだ。(狂犬病は、犬などの感染した動物に噛まれることで人が感染すると極めて重篤となり死に至ることから、動物の感染予防は人の狂犬病感染を防ぐことが主旨と思われる)
・狂犬病予防法(◆昭和25年08月26日法律第247号)

それから一月おいて、8種混合ワクチンの接種を受けるために獣医の予約を取った。
未来は、なかなか素直に色々な処置を受け入れない犬なので、獣医を受診するときは必ず私が付き添う。かなり慣れてきたとはいえ、診察室に連れて入り、診察や処置の間、未来が暴れ出さないようにコントロールするのはかなり大変というか、多分実際に暴れ出したら私が抑えないと無理と思う。
職場を早めに退勤して、最寄り駅前近くの獣医の前で待ち合わせる。妻が、夕方の散歩を兼ねて犬を連れて来る手筈である。
獣医の前で待っていると、じきに妻に連れられた犬がやって来た。先客はなかったので、すぐに診察室に呼ばれた。私が抱き抱えて入る。
まず、犬を診察台に載せて体重を測る。11.2kgで前回と変わらない。体重はちょうどいいところで維持できている。未来は柴犬としては大柄な方である。再び私が抱き抱えたところで、獣医がエリザベスカラーを着ける。獣医、助手、私、そして犬も慣れたので、初めの頃のような大騒ぎにはならない。聴診、触診して、右の尻に予防接種を打たれたが、犬はほとんど気にしていない。
それから、爪を切ってもらった。犬の機嫌を見計らって、私がやっても良いが、特に右足の爪切りは大変スリリングであるので、受診のついでにやってもらう。あとの事は(獣医との話や会計など)妻に任せて、私は犬と病院を出て、帰りの散歩がてら遊歩道を歩く。
少し歩いていたら、妻が追いついてきて、犬を間に二人で家まで歩いた。途中、犬に水を飲ませた。

この時期、夫婦の間には、下世話なことから深刻なことまで、ありとあらゆる解決すべき話題がある。二人の間で意思を疎通させておくことは、大変重要と思う。夕方の犬の散歩は、結果的にそのような意見交換の場になると言うことで、それが目的で二人で歩くわけではないが、この頃よく一緒に犬を連れて歩いている。
犬は、その日の晩少し元気がなかったが、翌日には元通りだった。少し、注射のあとを気にしているそぶりを見せた。おそらく、触ると痛むのだろうと思う。抱き上げる時に触ると、噛みつかれることになるので注意が必要である。