生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

コロッケを作った

次週は、鶏肉を使った料理を作ろうと思っている。最初に鳥の水炊きを作ったので、すでに一度経験はしている。次は、オーブンを使う料理にしたい。
さて、本日はじゃがいものコロッケを作った。
折角なので、ちょっと凝った料理にしたいという気持ちはある。コロッケはありきたりで惣菜屋にも売っている。冷凍食品でも手に入る。
「じゃがいもを使った料理」という着想から、自分にも作れそうな週末の家族の食卓にふさわしい料理と感じた。
何にせよ、初めての経験なのでとにかく取り組むことにした。
ネットで検索すると、いくつものレシピがヒットするが、なるべく普通のレシピと思えるものを選んだ。
レシピを読み込み、材料を揃える。
メインはじゃがいも(男爵芋)。それからひき肉と玉ねぎ。あとは調味料と、衣をつけて揚げるための小麦粉、卵、パン粉、食用油。
じゃがいもは洗って皮を剥き、塩茹でにして潰す。玉ねぎはみじん切りにして炒めてからバターと挽肉を加えてさらに炒め調味料を加える。潰したジャガイモを加えてよく混ぜて「タネ」を作り、形を整えてパン粉の衣を付けて油で揚げる。
普段料理をしている人にとっては取留めもないようなことが、初めての私には困難である。つまり、小判形に形を整えたタネに小麦粉をまぶし、溶き卵に浸してパン粉を付ける。三つの操作を続ける間に、出来の悪いコロッケの種は形が崩れてしまう。一方で、コロッケにパン粉をまぶしているつもりが、自分の指先がパン粉だらけになる。
どれくらい時間が掛かるかわからないのも素人の辛いところで、午前中のうちにじゃがいもの処理、つまり皮を剥いて塩茹でにして潰すところまで片付けておいた。
なんとか間に合いそうと見通しがついて、ジョギングに出かけた。日曜日の午後、天気は上々だったと思う。昨日、土曜日はいろいろ困難があって、途中で諦めて帰ってきた。その判断そのものは間違っていないと思う。土曜日に走るつもりだったコースを含めて、日曜日に走ることにした。すなわち、ニテコ池を渡り、やくじんさん筋から仁川を渡り、五カ池ピクニックロードから剣崎町、あとはいつもの山道を走った。大変疲れたが、走り切った。
ぐったりと疲れるほどでもなく、料理に取り組む余裕は少し残して帰宅し、副菜のアスパラガスと炒り卵を用意した。ソーセージとレタスのスープも作った。そして、コロッケを揚げた。
美味しいコロッケだった。家族も喜んで食べてくれた。
f:id:namnchichi:20210319005143j:plain
少し余分に作って、翌日の弁当のおかずになった。弁当のおかずとしても大変満足いくものだった。大袈裟に聞こえるかもしてないが、弁当のおかずのコロッケは感動的なほど美味しかった。
大変シンプルな料理だが、満足した。幸せな気分になる料理である。

ラザニアを作った

週に一度料理をすることにして、毎週日曜日の夕食が私の担当になった。
もっとも苦労するのは、何を作るか決めることだろうと思う。
毎週となると、一年で50余のメニューを考えなくてはならない。
毎週金曜日には献立が決まっていることが望ましい。
ラザニアを思いついた。実際には、イメージとしてのラザニアがあって、もちろん自分で作ったことはないから、イメージ先行で実際にそれがどのような料理か理解してない。ネットで検索し、いくつかのレシピを眺めて、少し理解する。
ワンタンのような、薄く四角いパスタを茹でる。つまり、そのような形のパスタを入手する必要がある。ミートソースを作るが、これは最初に作ったスパゲティの応用が利く。ラザニアのパスタとミートソース、チーズを重ねていく。それをオーブンで焼く。焼くところはグラタンのようなイメージで良さそうだ。実は、立食パーティのようなところでラザニアを食べたことはあるような気がするが、誰かが私のために作ってくれたラザニアを味わった経験が無い。妻も作ったことはないというし、サイゼリアでも食べたことがないということに気づいた。
どうしても買わなければならないものは、ラザニアの麺、それから耐熱食器。金曜日に三宮のダイエーでラザニア用の耐熱食器を買い、イカリスーパーでラザニアの麺を手に入れた。レシピには必要な枚数が書いてあるが、食品売り場の箱には枚数が書かれていない。長女も食べに来るというので6人分。足りないと困ると思って2箱買った。皿の方は二人で一皿の計算で3つ購入した。もう一つの問題は、我が家のオーブンに耐熱皿が三つ入るかどうかである。
他に必要なものは、チーズ。これはピザに使う袋詰めのチーズが近所のスーパーマーケットに売っている。それから、パルメザンチーズ。野菜はにんじんと玉葱。サイドディッシュにブロッコリーのサラダを作るつもりでそちらも買った。
結論からいうと、家族からは大変評判が良かった。ラザニアとブロッコリとゆで卵のサラダ。サラダはドレッシングが重要のようだ。それから玉ねぎとベーコンのスープ。
端的に言って、ラザニアはミートソース、ホワイトソース、チーズ、ラザニアのパスタを重ねて、オーブンで焼く料理である。三段重ねにするつもりなら、皿は三つなので、ラザニアは9枚茹でる必要がある。
ミートソースは野菜の刻み方が重要である。ひき肉はレシピには牛挽肉が指定されていたので従った。それから素材の比率も重要で、野菜が多ければその分水分が増えて、水っぽいミートソースになる。ホワイトソースはバターに小麦粉を混ぜて牛乳を注ぐ。うまくいかなかったが、今後はうまくいかせる自信ができた。塩コショウで味を整えるという表現が時々出てきて、私を困惑させる。
皿にバターを塗って、ミートソース、ホワイトソースチーズを重ねてラザニアを敷く。二段目を重ねたところで溢れそうになったので、二段重ねで止めておいた。粉チーズを振りかけて、オーブンで焼く。180度で20分とレシピにはあったが、ミートソースが水っぽい感じだったので、少し余分に焼くことにした。オーブンの皿にラザニア用の耐熱皿が幸運にも3枚なんとか並べることができた。最後の難関は、焼けたラザニアをどうやってオーブンから取り出すか。これはさほど苦労せずに実現できた。
f:id:namnchichi:20210314091035j:plain
思っていたよりうまく行った。綺麗に食べてくれた。
妻の手助けと思うと、せめて週に一度くらいはと思うが、いざ実際に始めると、結構大変である。弱音を吐いている場合でないので、頑張るつもり。すでに、次の料理(コロッケ)の準備と、前の料理の感想が同時進行になっているのである。

イヤホンのバッテリがへたってきた

ジョギングと通勤の友。ブルーツースのイヤホンの話。
コロナの影響で、公衆の面前では常にマスクをかける生活になって、左右独立のイヤホンのありがたさを痛感している。
マスクにメガネにイヤホン。三つが左右の耳で複雑に絡み合う。
左右の繋がったJaybird X4はバッテリの持ちが良いが耐汗性に不安があり通勤に使い、耐汗性万全のJabraをジョギングに使うという心算でいたが、Jaybirdとマスクの相性の悪さから、結局ほとんどJabraを使うことになった。加えて、遠隔の会議や授業でイヤホンは頻用される。職場のパソコンではJabraを設定していたので、結局ほとんどJabraを使うことになった。
Elite Active 65tという製品だが、大変調子良い。2年間で故障はなかった。ジョガーの汗にもよく耐えた。ポケットに入れたままの洗濯にも耐えた。大変信頼している。
カタログ上は一度の充電で5時間使えることになっている。実際に試すと買った当時で4時間半くらい。ケース内蔵のバッテリで2回充電できることになっている。2年使って、バッテリの持ちは3時間足らず。ケースからの充電も1回のフル充電がやっと。
ジョガーが使うということで、フルマラソン相当の4時間のバッテリの持ち目安となる。
もう少し使う。バッテリの持ちが2時間を切るようになったら買い替えを考える。またJabraを選ぶと思う。


週末の料理は酢豚にした。
ずいぶん長いこと酢豚を食べていない、と妻が言う。と言うことは私も同じ立場である。果たして酢豚とはどう言う料理なのか、出来上がった時に理解した。もちろん、中華料理である。
塊の豚肉と玉ねぎ、そしてパイナップル。甘酸っぱい味だった。
レシピを検索する。いくつかのレシピを眺める。経験が浅いので、量の加減が難しい。三−四人分で玉ねぎ1/2個とある。五人ないし六人分となると、玉ねぎ1個で良いだろうか。それに、玉ねぎも大小さまざまと思う。そんな調子で加減に苦労する。
付け合わせは、モッツアレラチーズとマカロニのサラダ。コーンクリーム入りの中華スープ。三つ作る。酢豚以外はそれほど手間ではなさそうである。下拵え、野菜や肉を丁寧に切ることを心がける。そのためにはまず包丁を砥石で研ぐところから。
それから、野菜や肉を切る。
野菜は炒める。肉は味をつけて片栗粉をまぶして油で揚げる。揚げ物は初めての経験である。
野菜を炒めたフライパン(本来は中華鍋を使うのだろう)に甘酢を入れて煮立て、片栗粉でとろみをつけて、揚げた豚肉を入れて煮る。最後にパイナップルを加えて混ぜる。
パイナップルは元々のレシピには含まれていなかった。私が子供の頃に食べた酢豚には大抵パイナップルが入っていた。
出来上がった時に、酢豚は甘酢の煮物ということがわかった。
食べてみると、自分では甘酢が酸っぱすぎるような気がしたが、評判は悪くなかった。中華スープは味が濃すぎると言われた。中華スープの素を入れるときに、小さじで計るがすり切りで何杯入れるか。すり切りになっていないので多めに入るようだ。サラダは紫玉ねぎを薄く切って塩で揉む。やり方が甘いと辛味が残るようだ。
f:id:namnchichi:20210303124048j:plain
自分で食べると、色々と反省点が出てくるが、家族の評判は悪くなかった。
次回は、ラザニアを作る予定である。

緊急事態宣言の解除

2月末で、兵庫県と周辺の府県に出ていた新型コロナウイルス感染流行に伴う緊急事態宣言が解除になった。
私は一般市民の立場で、不要不急の外出の自粛を呼びかけられて、従っていた。特に、夜8時以降は出歩かないように心がけた。
この間、私は毎朝犬と散歩に出る。これは自宅周辺のせいぜい半径2km程度の範囲である。それから駅まで歩き、電車とバスを乗り継ぎ仕事に出かける。電車は混んでいるが、自分なりの感染対策を心がける。職場では、自室に籠る。会議はあるし、学生や同僚と情報交換でお話しすることはあった。もちろん、マスクを着用し、手指消毒を心がけていた。昼食は弁当を自室で食べる。
土日は、必要最小限の買い物に出かけていた。
たまに近隣に住む長女がくるので、車で送り迎えをしていた。
そのような生活である。この間、というかこの半年くらい、私は外食していない。
緊急事態宣言が解除されて、変わることは夜間の行動のリミットが8時から1時間繰り下げられ9時になることと理解している。
端から飲食店などに出かけるつもりはないが、そのような店では酒類の提供時間が8時、営業が9時までと、いずれも1時間繰り下げられる。
たかが1時間だが、これはかなり影響が大きく、仕事終わりで30分じゃ何もできないと感じるところが、90分に延長される。飲食店がどの程度営業を再開するかは分からないが、利用しやすくなる。おそらく、客足は倍以上になるだろう。
感染拡大の防止という観点から、公共の場所で人の移動が増えることは好ましくないので、宣言解除は流行にいくらか悪い影響を与えると思われる。
私は、一昨日までは、8時以降は家に留まることを念頭に行動していた。昨日からは9時に帰宅するように、と変えた。
5時半に退社して6時半に帰宅すれば、9時までおおよそ2時間程度ジョギングする時間があることになる。今までは1時間のジョギングよりも2時間の徒歩帰宅を選んでいた。1時間繰り下げられることが、私自身に行動変容をもたらすわけである。
緊急事態宣言により、私の生活はずいぶん規則正しくなったと思う。
朝の散歩。平日は通勤。退社は可能な限り5時半。その後職場から2時間(12km)ほど歩き、途中の駅から電車に乗り8時少し前に帰宅。
土日はジョギング2時間余り。日曜日は家族のために料理。
夕食の時間が1時間ほど遅くなり、夕食後の団欒の時間に今まではジョギングしていたが、最近は家に留まっている。子供たちと接する時間が増えた。自分の書斎がないので、居間に留まらざるを得ず、居場所が無いと感じる事もある。テレビやスマートフォンのノイズが煩くて、自分のやりたいことは中々出来ない。結果として飲酒の機会が増えた。
良い事も、必ずしも良いとは言えない事もある。
2月のランニングアプリの走行距離の集計(ウォーキングも含めて)が約340kmとなって、これは新型コロナ流行が始まった昨年1月以降、月間距離としては最高となった。(2月は割と仕事に余裕があるので、走りやすく例年走行距離は伸びる)
思い通りにいかない1年間で、体力的な衰えは強く感じている。自分を見直す機会になったと思う。

公共が道を遮る

今週は、酢豚を作ることにした。
酢豚で検索すると、様々なレシピが見つかる。いくつかブックマークして、結局NHKのきょうの料理のレシピを選んだ。
酢豚だけでは寂しいので、何か付け合わせに良いものはないかと思って、妻に相談すると「酢豚」「付け合わせ」で検索してみろという。まさかと思いながら検索してみると、そのようなまとめページが幾つもヒットする。
中華スープを作ることにした。それからマカロニのサラダ。
金曜日の夜までに、レシピを選んで必要な食材をリストアップする。土曜日の午前中に妻と近所のスーパーマーケットに買い出しに行く。その後、バイクで職場に行って、のんびりと仕事をして、高速道路を利用してサッカーの試合に合わせて帰宅。
試合開始には間に合わなかったが、見始めた時にはすでに2点入っていた。その話は昨日の日記に書いてある。
日曜日はいつも少し寝坊する。7時少し前に目覚めて、どうするか考えているうちにいつの間にか7時半をすぎていて、犬くんは散歩を待ちかねている。自分の朝食を後回しにして犬くんと散歩に出かけた。機嫌よく森具の公園まで歩いてくれた。
犬くんは換毛の時期を迎えた。ミライは柴犬の中でも毛深い方と思う。今後のことを考えると少々憂鬱である。
犬くんは去勢の手術後、日常を取り戻したように見える。傷跡も癒えた。機嫌も直ったようだ。
自分の尻尾を気にしている。尻尾が気に入らないようで、本気で吠えて噛みつこうとする。機嫌と関係なく、眠そうな時に油断して手を出すと噛み付かれる。これはこの犬の個性と思う。一方で、犬くんは尻尾に触っても怒らないし、ブラッシングも特に気にしていないように見える。コロ犬は尻尾に触るととても怒っていた。ブラッシングも嫌がっていた。
昼食は温かい蕎麦。私はそばは好きだ。少し休んで着替え、ジョギングに出る準備をする。
1時過ぎに、遊歩道を出発する。時間はたっぷりあるので、自由にコースを選ぶ。苦楽園から北高経由。鷲林寺から神呪寺、ピクニックロード経由で宝塚に降り、仁川沿いを走って瓦木なかの道を下る。
ジョガーにとって道は社会が与えてくれる授かり物である。神呪寺前を通るときに、山門と境内の間を道が横切っている。他にも、神社の参道を横切るような道がある。参道を走るのは心地よい。公共の道が参道を遮る。ジョガーは道を遮る公共に敏感である。その道路は周辺住民の生活には幾らか役に立っているはずであるが、神社仏閣に対す敬意を示す必要があると思う。その神社仏閣は長い歴史を持って多くの門徒たちの拠り所になっているはずで、それが公共の道路で遮られることに私は違和感を感じる。
街道は人々が歩く道である。街道を走って、それを遮るのは学校やショッピングセンターという名の公共なのである。道はなんのためにそこにあるか。
相当ばてて、消耗しきった気分で帰宅し、それから酢豚等の準備をする。買い忘れたものを思い出し、妻がスーパーに行ってくれた。
甘酢あんが少し酸っぱすぎたような気がするが、皆喜んでくれた。
元々のレシピにはパイナップルは入っていなかったが、私が子供の頃、酢豚に入っているパイナップルが楽しみだったので、パイナップルを入れた。二つのレシピを組み合わせることで解決した。
経験を積んで、応用が効くようになるのだろうと、料理を作っていて感じる。