生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

緊急事態宣言の解除

2月末で、兵庫県と周辺の府県に出ていた新型コロナウイルス感染流行に伴う緊急事態宣言が解除になった。
私は一般市民の立場で、不要不急の外出の自粛を呼びかけられて、従っていた。特に、夜8時以降は出歩かないように心がけた。
この間、私は毎朝犬と散歩に出る。これは自宅周辺のせいぜい半径2km程度の範囲である。それから駅まで歩き、電車とバスを乗り継ぎ仕事に出かける。電車は混んでいるが、自分なりの感染対策を心がける。職場では、自室に籠る。会議はあるし、学生や同僚と情報交換でお話しすることはあった。もちろん、マスクを着用し、手指消毒を心がけていた。昼食は弁当を自室で食べる。
土日は、必要最小限の買い物に出かけていた。
たまに近隣に住む長女がくるので、車で送り迎えをしていた。
そのような生活である。この間、というかこの半年くらい、私は外食していない。
緊急事態宣言が解除されて、変わることは夜間の行動のリミットが8時から1時間繰り下げられ9時になることと理解している。
端から飲食店などに出かけるつもりはないが、そのような店では酒類の提供時間が8時、営業が9時までと、いずれも1時間繰り下げられる。
たかが1時間だが、これはかなり影響が大きく、仕事終わりで30分じゃ何もできないと感じるところが、90分に延長される。飲食店がどの程度営業を再開するかは分からないが、利用しやすくなる。おそらく、客足は倍以上になるだろう。
感染拡大の防止という観点から、公共の場所で人の移動が増えることは好ましくないので、宣言解除は流行にいくらか悪い影響を与えると思われる。
私は、一昨日までは、8時以降は家に留まることを念頭に行動していた。昨日からは9時に帰宅するように、と変えた。
5時半に退社して6時半に帰宅すれば、9時までおおよそ2時間程度ジョギングする時間があることになる。今までは1時間のジョギングよりも2時間の徒歩帰宅を選んでいた。1時間繰り下げられることが、私自身に行動変容をもたらすわけである。
緊急事態宣言により、私の生活はずいぶん規則正しくなったと思う。
朝の散歩。平日は通勤。退社は可能な限り5時半。その後職場から2時間(12km)ほど歩き、途中の駅から電車に乗り8時少し前に帰宅。
土日はジョギング2時間余り。日曜日は家族のために料理。
夕食の時間が1時間ほど遅くなり、夕食後の団欒の時間に今まではジョギングしていたが、最近は家に留まっている。子供たちと接する時間が増えた。自分の書斎がないので、居間に留まらざるを得ず、居場所が無いと感じる事もある。テレビやスマートフォンのノイズが煩くて、自分のやりたいことは中々出来ない。結果として飲酒の機会が増えた。
良い事も、必ずしも良いとは言えない事もある。
2月のランニングアプリの走行距離の集計(ウォーキングも含めて)が約340kmとなって、これは新型コロナ流行が始まった昨年1月以降、月間距離としては最高となった。(2月は割と仕事に余裕があるので、走りやすく例年走行距離は伸びる)
思い通りにいかない1年間で、体力的な衰えは強く感じている。自分を見直す機会になったと思う。