生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

犬さんと散歩

犬と一緒に生活している。
赤毛の柴犬である。子犬の時にわが家にやってきて、それ以来13年経った。老犬である。
犬は白内障でほとんど目が見えていないようだ。階段の下りを恐がりだし、そのうちに、歩いていてあちこちにぶつかるようになった。
散歩は家族交代で連れて行く。私は朝の散歩を担当することが多い。
途中、膀胱に結石が出来て血尿を出して以降、朝夕と夜中の一日三回の散歩が日課になっている。
道を外れないように、障害物にぶつからないように、私が盲導人になって、犬と歩く。
一時期、犬が散歩を渋っていた。おそらく、視力が落ち始めた頃だろう。今は、犬も私も慣れてきた。リードを引いて、犬の歩くべき方向を示すと、元気よく歩いている。こちらが少し油断すると、障害物にぶつかることがある。犬はリードを頼りに歩くので、引っ張られた方向に曲がっていく。都合で私が立ち止まると、犬は方向を見失い、私を中心に円運動を始める。行きよりも帰りの方が機嫌が良く、ペースが上がる。目の見えない犬が、どうやって行きと帰りを見分けているのかわからない。
犬との散歩は楽しいが、朝は私が仕事に出る前に済ませる必要があり、気が急いてしまう。もっと早起きをして、ゆったりとした気持ちで歩きたい。
犬と毎朝散歩するようになって、近所の方と挨拶するようになった。
世の中の様子がなんとなく分かる。
何より、早起きするために早寝するようになった。