生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

朝の散歩

大抵は、1時間くらい前にいったん目が覚めて、スマートフォンの画面を覗き込み、まだ早いと目を閉じる。時はいつの間にか過ぎて、スマホの2度目か3度目のアラームで目覚めることが多い。
寝室の襖を開くと、私が起きてくるのを寝床で待つ犬と目が合う。
犬を待たせている間に身支度をして、朝食とコーヒーを用意する。グラノラに牛乳をかけてごく簡単な朝食を済ませる。コーヒーは、いちいちミルで豆を挽いてあとはコーヒーメーカーに任せる。
朝食の間、犬くんはじっと待っている。
私が身支度を始めると、私の足元にまとわりついてくる。散歩は楽しみにしているようだ。
ハーネスとリードを付けて、階段を降りられない犬を抱っこして玄関に降りる。
以前はこちらが身支度している間に居間で放尿することが多かったが、最近は外に出るまで我慢できるようになった。
遊歩道を北に向かって歩くか、南に向かって浜に行くか、その日の気分と天気による。風が強い日には浜には行かない方が良い。
時間と気持ちに余裕があれば、楽しい散歩になる。
犬くんは私を急かすように、早足で真っ直ぐに歩く。ほぼ決まった場所で排便する。マーキングが上手くできないのは視力の問題と思う。それでも、熱心に匂いを嗅いでいる。
私が予定通りに目覚めれば、30分と少し、余裕を持って散歩できる。歩いている間に、他の散歩中の犬とコミュニケーションが取れるようになってきた。
音にはとても敏感で、立ち止まって歩かなくなることがある。そういう時は一緒に立ち止まって少し待つ。声を掛けて首元をさすって励ます。すると渋々と歩き出す。
帰り道は、路上のいろいろなものを咥えようとする。松ぼっくり、石ころなど。理由はよくわからない。
彼が道を覚えているかどうかもよくわからない。あまり良く見えていないのは確かなようだ。全く見えていないわけではないと思う。