生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ツマグロタテハチョウ

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冬のうちに、ホームセンターでビオラの苗を買って、玄関先のプランターに植えた。今年はずいぶん育ちが良く、長いこと満開のビオラを楽しんだ。
梅雨時になって、花が疎らになり、元気がなくなってきたと思ったら、黒い毛虫が付いているのに気付いた。赤い模様がついている。よく見ると毛虫ではない。毒々しい雰囲気だが、蝶の幼虫のようだ。
「黒と赤の芋虫」で調べたら、そっくりそのままの画像を見つけた。ツマグロタテハという蝶の幼虫である。
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パンジーやビオラなど、スミレの仲間を食草とするとのこと。よく見ると、二つのプランターの中で少なくとも5匹の芋虫が活動している。あっという間に丸裸にされるに違いない。
しばらくして、ビオラはほとんど食い尽くされ、芋虫がいなくなった。よく見るとビオラの茎に蛹がぶら下がっていた。羽化するところを観察するチャンスと思い、ビオラの茎ごとケースに移して家の中に入れた。
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湿り気があった方が良いと思って霧吹きを吹いてみたら、蛹が暴れだした。蝶の蛹は動かないものと思っていたら、ちょっとした刺激で激しくのたうつので、驚いた。そういえば、以前育てていたクワガタの蛹もよく動いていたと思う。
1週間ほどして、蝶が蛹から出てきた。出てくるところは見ていない。気がついたら蛹が空っぽになって、ケースに蝶がとまっていた。赤い液体が蛹の下に溜まっていた。
しばらくすると蝶が羽ばたきだしたので、外に逃した。