生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

20kmほど走る理由

私はジョガーなので、走る。一度におおよそ20km程走る。
その時の気分によるが、調子が良ければ1kmに6分程度のペースになる。およそ2時間ほど走り続けることになる。
なぜそんなに走るのか。自分でも考える。
走りたいから。
走るのが好きだから。
走れるから。
色々な答えを用意するが、どれも本当ではないように感じる。
走るのが好きな私が、なぜ2時間も走ろうとするのか。
一つには、体が温まるのに時間がかかるから。30分ほど走って、ようやく体が温まってくる。1時間ほど、つまり10km近く走ってようやく調子がはっきりする。
もう一つに、走っている間に色々と考えを巡らせることに意義を見出している。
体が温まり、リズムに乗って走る間に、私は色々なことに思いを巡らせる。夢を見ているような感じである。私は色々と想像する。それを言語化できるかもしれないと考える。
大変に有意義なのである。
日々の様々に追いかけられると、私には時間が足りなくなり、走ることを諦めることで2時間を捻出しようとする。
捻出された2時間は、大抵は無為に過ぎていく。
走ることは、青春でもなければ生き甲斐でもない。
私にとって必要な何かである。必要な何であるのかは、走って見なければわからない。
楽ではない。時として辛い。
走るのに一番辛いのはいつか。
記録を狙って走るランナーは35キロ付近とかいうらしい。私にとって、最も辛いのは走る準備を終え、一歩を踏み出すまでであり、その次に辛いのは、最後の一歩なのである。