生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ジョガーの感染対策等

COVID−19の流行も少し下火になってきたような報道がされている。自治体の首長も、制限を緩める方法についての話を始めた。そんなに簡単に流行が終わるわけでは無いことは、北海道が緊急事態宣言の対象から外された後にどうなったかを見ていれば予想できることである。この病原体との正しい関わり方を理解し、実行に移すにはもう少し時間が必要と思う。おそらく順調に進んで一年、ヘマをすると数年。
私たちの生活にも色々と影響を及ぼしていることは、今までも何度かここに書いている。
とにかく、家族以外との関わりが減った。食料品や日常品の買い出しと、仕事以外はほとんど出かけていない。行政の政策として、飲食業は日中から夕方にかけて営業を許しているが、不特定の人たちがある時間換気の悪い室内に居合わせる状況に抵抗があり、私たちは外食もしていない。
外での運動は良いと言うことになっている一方で、マスクを着用せよと言うような話で、科学的な根拠があるようにも思えず、多分に情緒的な同調圧力の話になっているように感じる。とりあえず、自宅に籠り、止むを得ず出る時はマスクを着用せよ、と言う話なのだろう。そう考えると整理しやすい。
ジョギングは良いと言う話が、少しずつ修正され、10m程度は病原体を撒き散らす可能性がある話になっている。10mといえば、かなりの距離である。一方で、自宅待機が続いている家族がジョギングでもしてきたら、と言う投げやりな一言で近所はジョガーが溢れている。なかなか10m空けて走るのは難しい。
口を布で覆って走っている。
当初は、体調管理を念頭に、走る距離を短めにするつもりでいた。普段は20km、およそ2時間を目安にしているが、半分程度。週末は少し長め。私は主に夜間に一人で走るので、あまり人混みを気にする必要は無いが、それでも誰かとすれ違う時に病原体を発散しているような目で見られるのは心地よく無い。
それで世間の理解を得やすいのなら山中教授の提案を受け入れ、口を布で覆って走ることにした。
かなり息苦しく感じる。実際に、吸い込む空気の量は減るし、自分が吐いた酸素が少なく二酸化炭素が多い空気が布の内側にいくらか残ってそれを吸い込むことの影響もありそうだ。感覚的には1kmあたり10〜15秒くらいペースが落ちる。コツとしては、ゆっくり深めの呼吸をすること。なるべく口を大きく空けて息を吸い込むこと。慣れると何とかなる。
逆に、負荷をかけたトレーニングの一環と捉え、流行が収束した時に自分がレベルアップしている可能性があると考えることにしたら、気持ちが少しポジティブになった。
口を覆う布には、「顔パンツ」と名前をつけた。
人目をはばかりながら、夜にコソコソと走るのにぴったりのネーミングのように思う。